いつもはググれば事足りるからこそ...

何か知らない言葉を調べるとき、多くの場合は検索エンジンにキーワードを入力して「ググる」だけでOKでしょう。しかし、それでは済まない場合もあります。

例えばレポートなどで、出典を付けて調べたことを引用したいとき。Wikipediaなどを引用するよりは、監修者のついた辞書を使いたいものです。また、検索結果のサイトごとに説明が異なっていて、どれを信じたらいいかわからないときには、市販の辞書のほうが、信ぴょう性のある場合が多いでしょう。

そうしたときに、スマホに辞書アプリがあると便利ですが、有料または月額制のアプリを買うほどでは...と思う人は多いはずで、学生や、職業柄調べものをひんぱんにする人でもなければ、利用機会は多くありません。ではどうすれば? という場合に役に立つのが、今回紹介する無料の辞書アプリ「コトバンク」です。

「コトバンク」は、朝日新聞社とVOYAGE GROUPが提供する同名の辞書サイトのアプリ版です。iPhone/Androidのアプリがあり、広告が表示される代わりに無料で利用できます。

▼コトバンクのサイト
コトバンク [ 時事問題、ニュースもわかるネット百科事典 ]

朝日新聞出版の現代用語辞典「知恵蔵」のほか小学館の「プログレッシブ英和/和英中事典」「デジタル大辞泉」、三省堂「大辞林」など複数社の多数の辞書を横断して検索でき、関連用語を調べたりすることもできます。無料で使える、しっかりとした辞書を持っておきたい、という向きには最適のアプリです。

コトバンク
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コトバンクで検索する

1キーワードを検索する

検索ボックスにキーワードを入力すると、複数の辞書から検索した結果が一覧表示されます。ここから詳細を見たいものをクリックします。

2出典と解説内容を確認する

解説の内容が表示され、出典の辞書名も確認できます。あとで見返したいものは[単語帳]に登録しておくことが可能です。

3[単語帳]を開く

画面下部の[単語帳]をタップすると単語帳に切り替わり、これまでに登録した解説を再度確認できます。登録した内容が不要になった場合は[削除]をタップすると、削除したいキーワードを選択して削除を実行できます。

4[履歴]を開く

画面下部の[履歴]をタップすると、最近検索したキーワードの履歴が表示されます。キーワードをタップすると再度検索できます。

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コトバンクの特徴的な機能に[今日のキーワード]があります。毎日1回、その日の大きなニュースなどに関連したキーワードがピックアップされるもので、日常の話題探しにも有効です。

[今日のキーワード]が更新されると通知が表示されます。通知が不要な場合は画面上の3つの点のアイコンをタップして、設定画面から無効化しましょう。