【Minecraftプログラミング】は、「Microsoft MakeCode for Minecraft」を利用してマインクラフトの世界でプログラミングを学ぶ連載です。毎週月~金曜日更新。
変数
変数を使うには
データを入れる「箱」が使える
「変数」はデータを入れる箱のようなもので、プログラムに数値を覚えさせたり、計算させたりできます。変数を使うとエージェントの動作などを数えて、その数値をプログラムに反映できます。ここではまず、変数の作り方を説明します。
1変数を作る
HINT 変数には分かりやすい名前を付ける
チャットコマンドと同様に、変数にも分かりやすい名前を付けましょう。ここではエージェントが掘った階段の段数を数えるために使うので、「count」という名前を付けています。なお、変数には日本語や全角の文字も使えます。
2変数を0にする
3変数を増やす
HINT 変数は必ず初期化する
変数に入れられた値は、チャットコマンドの実行が終了するとそのまま残ります。このため、チャットコマンドの最初に初期化する必要があります。チャットコマンドから起動するプログラムを作るときは、チャットコマンドを指定したブロックの直後に変数を初期化するブロックを接続しましょう。
HINT 掘った段数を数えるには
プログラムで動作を実行するたびに、変数に含まれている数値を増やしたり減らしたりすることができます。ここでは一連の動作の一番下に[変数[変数]を[1]だけ増やす]ブロックを追加することで、掘り終わったときに変数が増えるようにしています。