【Minecraftプログラミング】は、「Microsoft MakeCode for Minecraft」を利用してマインクラフトの世界でプログラミングを学ぶ連載です。毎週月~金曜日更新。

Minecraftプログラミング レッスン21パラメーターで値を与える

掘る長さをコマンドで指定するには

パラメーターで値を設定できる

[チャットコマンド["jump"]を入力した時]のブロックには、パラメーターと呼ばれる特殊な変数を指定できます。パラメーターを追加すると、チャットコマンドの後に続けて数字や文字などを入力し、その値によってプログラムの動作を変更できます。

このレッスンでは[mine]の後に数値を入力すると、エージェントがまっすぐ掘り進める坑道の長さを指定できるようにします。

エージェントを好きな位置に移動させておく

2ブロック進んだら向きを変えるように設定する

1変数を追加する

HINT 変数カテゴリーに自動で追加される

[チャットコマンド["jump"]を入力した時]のブロックにパラメーターを追加すると、[変数]カテゴリーに[num1][num2]といった名前の変数が自動的に追加されます。この変数をブロック内で参照すると、どんなパラメーターでコマンドを入力したのかが分かります。

2掘る長さを設定する

3たいまつを置く場所を設定する

HINT 削除する前に複製しよう

パラメーター用の変数を右クリックして削除すると、パラメーターを使ったC型ブロックに接続しているブロックもすべて削除されます。パラメーターの設定を削除したいときは、新しいチャットコマンドのブロックを作り、接続しているブロックをすべて移行してから削除しましょう。

HINT エージェントの移動に使うと便利

レッスン12で作った[move]や[turn]のチャットコマンドのブロックにパラメーターを追加すると、エージェントを移動させる距離などを数値で指定できるようになります。

例えば[チャットコマンド[move]を入力した時]ブロックにチャットコマンドを設定し、「move 10」と入力すると、エージェントを前に10ブロック動かせます。