【Minecraftプログラミング】は、「Microsoft MakeCode for Minecraft」を利用してマインクラフトの世界でプログラミングを学ぶ連載です。毎週月~金曜日更新。

Minecraftプログラミング レッスン28ブロックを並べる

養鶏場を作るには

プレイヤーの周りに養鶏場を作る

このレッスンではニワトリを飼う養鶏場を作ります。レッスン27までで作ったピラミッドと同じように[ブロックを並べる]ブロックを使い、[草ブロック]で地面を作ります。

さらに、ニワトリが逃げないように養鶏場の周囲を柵で囲みます。[ブロックを並べる]ブロックは全部で3回使います。それぞれの座標に注意しましょう。

プレイヤーの位置を基点にするため、養鶏場にしたい場所にプレイヤー自身が移動する

[草ブロック]を並べた後、ニワトリが逃げないように柵を周囲に設置する

1コマンドを設定する

HINT 2組のチャットコマンドを作る

レッスン28〜レッスン34では、プレイヤーが養鶏場を作ってニワトリを放し、エージェントがタマゴを回収するという2組のプログラムを作ります。まずはプレイヤーのチャットコマンドで養鶏場ができるようにプログラミングします。

2草ブロックを敷き詰める

HINT 1ブロック分の厚さにする

このレッスンで作る養鶏場では、ニワトリが産んだタマゴをエージェントが回収します。[草ブロック]が1ブロック分の厚さで並んでいればニワトリを育てるには十分なので、[ブロックを並べる]ブロックのy座標に同じ数値を入力します。手順2では「-1」に設定して、プレイヤーの足元に養鶏場ができるようにします。

間違った場合は?


座標の数値を間違えて入力すると、養鶏場の形がいびつになります。手順2で入力する数値をよく確かめて、正方形の養鶏場ができるようにしましょう。

3柵を設置する準備をする

HINT 柵を並べる準備をする

柵を並べる動作も[ブロックを並べる]ブロックを使います。柵は[草ブロック]と高さ以外は同じ座標に並べるので、手順2で作ったブロックを複製して使うと手間が省けます。

4柵ブロックを並べる

HINT どの柵を使ってもいい

手順4で選べる棚には[樫の木]や[トウヒの木]など、さまざまな種類がありますが、色が違うだけで機能は代わりません。好きな色の柵を使いましょう。

HINT 周囲を囲む柵は一度には作れない

[ブロックを並べる]ブロックを使うと一度に大量のブロックを並べられますが、範囲を細かく設定できません。このため、まずは養鶏場の全面に柵を並べて、次に[空気]ブロックを使って不要な柵を除去します。

なお、柵が並ぶ高さはプレイヤーの足と同じですが、ブロックが重なってもプレイヤーはダメージを受けないため、ゲームモードが[サバイバル]のときにも実行できます。

5ブロックを複製する

6空気ブロックを並べる

HINT 外側の1ブロックだけ柵を残す

養鶏場の全面に並んだ柵ブロックのうち、外側の1ブロック分を残して[空気]ブロックに置き換えます。[ブロックを並べる]ブロックを複製してx軸、y軸の座標を1ずつ減らすと、効率良くプログラミングできます。

HINT 養鶏場は空中にも作れる

ここで紹介する養鶏場は空中にも作れます。土地が狭く地上に作るのが難しい場合は、空中や海上でコマンドを実行してみましょう。レッスン6レッスン11で紹介した階段のコマンドを使って足場を作り、地上から離れたところに養鶏場を作るのもお薦めです。