【Minecraftプログラミング】は、「Microsoft MakeCode for Minecraft」を利用してマインクラフトの世界でプログラミングを学ぶ連載です。毎週月~金曜日更新。

Minecraftプログラミング レッスン37耕す際の初期位置を決める

エージェントの位置を決めるには

水源の対角線上に移動させる

エージェントが地面を耕す前に、水源の対角線上に移動するようにプログラミングします。エージェントは水源を周回しながら地面を耕し、1周したら1ブロック外側に移動するようにします。このとき、毎回水源の対角線上から耕す動作を始められるように作ります。

エージェントに水源を作らせたら、その周囲を耕すようにプログラミングする

エージェントが耕す動作を始めるとき、必ず水源の対角線上に移動できるようにする

1エージェントを前に移動する

HINT 直前と同じ向きで登場する

[エージェントを自分の位置にもどす]を実行すると、エージェントは直前に向いていた方向を向いて登場します。プレイヤーが意図した向きとは限らないので注意しましょう。なお、新しいワールドを作ったときや、MakeCodeの実行直後は南向きで登場します。

2エージェントを左に向ける

3エージェントを前に移動する

4エージェントを2回右に向ける

間違った場合は?


このレッスンで追加するエージェントの動きは、順に「前進」「左を向く」「前進」「右を向く」「右を向く」となります。手順4のように[エージェントに[下]へ置かせる]ブロックの下に、5つのブロックが接続されているか確認しましょう。間違ったブロックがあったときは一度接続を解除し、正しいブロックを接続してからその下のブロックを移動するといいでしょう。

HINT コマンドを何度か実行してみよう

手順4まで進んだら、チャットコマンドで「farm」を何度か実行してみましょう。このとき、プレイヤーが水源に落ちると座標が変わってしまうので、空を飛ぶか別のブロックに少しだけ乗るなどして高さが変わらないようにしましょう。

プログラムを実行するたびにエージェントの向きは変わりますが、止まったときに水源の左後ろで前を向いているようになれば完成です。