スマホの負荷を解放してバッテリーの温度を下げる

夏場にスマホを使っていると、高い熱を持ってしまうことがあります。高すぎる熱は機械にとって、特にバッテリーの品質劣化につながるため、対策が必要です。

Yahoo! JAPANが提供しているAndroid用のメンテナンスアプリ「Yahoo!スマホ最適化ツール」は「バッテリークーラー」機能を持っており、バッテリーの温度の上昇を検知するとスマホの負荷を解放し、バッテリーの温度を下げることができます。実際の動作を見ていきましょう。

Yahoo!スマホ最適化ツールYahoo!スマホ最適化ツール
Android(Google Play)

1高温を検知して通知が表示された

スマートフォンの使用中にバッテリーの温度上昇を検知すると、ステータスバーに通知のアイコンが表示されます。

2バッテリークーラーを起動する

通知を表示すると[端末温度が高くなっています 負荷を下げてスマホの熱を冷やします]というメッセージを確認できます。これをタップしましょう。

3バッテリークーラーを実行する

バッテリークーラーが起動して[現在のバッテリー温度]が表示されました。[冷やす]をタップして冷却を実行します。

4冷却が完了した

冷却が完了し、[バッテリー冷却完了]と表示されました。[OK]をタップしてメッセージを閉じます。

ほとんどの実行中のアプリが終了することに注意

バッテリークーラーは「スマホの負荷を解放する」として、スマホで実行中のアプリの多くを終了させます。再生中の音楽アプリなどは例外となりますが、切り替えてバックグラウンドで実行中だったアプリは終了されるので、注意が必要です(例えば、暑い中でプレイ中のポケモンGOなども)。

アプリを起動し直すのが面倒な程度で実害はほとんどありませんが、込み入った作業中や時間のないときにバッテリー温度上昇のアイコンが表示された場合などはすぐ実行せずに、落ち着いてから実行するようにしましょう。

根本的な改善のために保冷剤なども併用

バッテリークーラーができるのはスマホ内部の処理の軽減ぐらいで、効果は限定的です。夏場の屋外などでスマートフォンを使う場合は、物理的な冷却手段も用意するようにしましょう。以下の記事も参考にしてください。

【夏のトラブル対策】スマートフォンを熱暴走から守る3つの方法

夏はスマートフォンの過熱も非常に心配です。機能の劣化を防ぎ快適に利用するために重要な過熱防止の方法を覚えて、快適・安全に利用しましょう。