iPhone & Windowsユーザーにオススメ！

いまや世界最大規模の音楽配信サービスに成長した「Apple Music」。2019年4月には有料会員数が全世界で5,600万人を超え、同種のサービスとして先行していた「Spotify」（スポティファイ）を上回りました。

Apple MusicはiPhoneだけでなくAndroidでも利用でき、スマートフォンでは非常に使いやすいサービスです。しかし、パソコンでの使い勝手には、やや難がありました。再生に必要なアプリ「iTunes」が、Windowsでは非常に動作が重いのです。

この解決策として期待できるのが、2019年9月から提供が始まったWebブラウザー版。現時点ではベータ版となっていますが、ChromeなどのブラウザーからApple Musicを手軽に利用でき、iTunesよりも軽快に動作します。iPhoneでApple Musicを普段から聞いており、パソコンはWindowsを使っている人にピッタリです。

以下のリンクから、Apple Music日本語版の［見つける］画面に直接アクセスできます。ここではWindowsのChromeを例に、パソコンでApple Musicを再生する手順を見ていきましょう。

Apple Music（日本 - 見つける）

Apple MusicをPCのブラウザーで聴く

1Webブラウザー版にアクセスする

Apple Musicのサイトにアクセスし、右上にある［サインイン］をクリックします。なお、サインインしなくても、30秒間のプレビュー再生は可能です。

2Apple IDでサインインする

Apple IDとパスワードを入力して、［→］をクリックします。

32ファクタ認証の確認コードを入力する

2ファクタ認証（2段階認証）を設定している場合は、iPhoneやMacに確認コードが送信されます。6桁の確認コードを入力しましょう。

自分だけが使っているパソコンであれば、［信頼する］をクリックします。次回からは2ファクタ認証が省略されます。

4サインインが完了した

サインインが完了しました。［OK］をクリックして閉じます。もし閉じない場合は、ウィンドウ右上の［閉じる］ボタンをクリックしてもOKです。

5［最近追加した項目］を表示する

Apple Musicの［見つける］画面が表示されました。まずは自分のライブラリが同期されているか、確認してみましょう。［最近追加した項目］をクリックします。

6［For You］を確認する

ライブラリに最近追加したアルバムやプレイリストが表示されました。iPhoneなどと同じ項目が表示されていると思います。さらに［For You］をチェックしてみます。

7アルバムやプレイリストを再生する

［ニューミュージック・ミックス］など、自動的に更新されるプレイリストもiPhoneなどと同じ状態になっていることが分かると思います。［再生］をクリックして、アルバムやプレイリストを再生してみましょう。

8再生中にほかの曲をキューに追加する

アルバムやプレイリストの再生中も、ほかの曲を自由に探すことができます。次に聴きたい曲があれば、曲にマウスポインターを合わせて右端の［...］をクリックし、［次に再生］をクリックします。

9キューに曲が追加された

右上から表示できるキュー（次はこちら）を確認すると、現在再生中の曲の次に、追加した曲が再生されるようになりました。

iPhoneの［ミュージック］アプリと似たユーザーインターフェースで操作できるうえ、iTunesよりもサクサク動作するので、ベータ版ながら便利に使えます。音楽を聴きながらパソコンで作業したいとき、ぜひ活用してみてください。