【パソコン仕事術】は、毎日のパソコン仕事を時短できる、WindowsやOffice、インターネットのワザを紹介します。月~金曜日更新。
すべてのウィンドウを一瞬で隠して心機一転
効果:
時短レベル:2作業や気分の切り替えをショートカットキーひとつで
作業中にいくつも開いていたウィンドウを、作業の切り替えや状況の整理のために、いったん最小化するなどして整理したいことがあります。そのときはショートカットキーを使うことで、ひとつひとつのウィンドウを操作するのでなく一瞬ですべてを最小化し、デスクトップを表示できます。
このような場面で使えるショートカットキーは2種類あります。[Windows]+[D]はデスクトップを表示するショートカットキー(「Desktop」と覚えます)で、すべてのウィンドウを最小化してデスクトップを表示し、再度押すとすべてのウィンドウを戻します。[Windows]+[M]はすべてのウィンドウを最小化する(「Minimize」と覚えます)ショートカットキーで、再度押してもウィンドウは戻りません。
作業の状況が複雑になったら、すべてのウィンドウを最小化したうえで、タスクバーから必要なウィンドウだけを再度開いていくことで、すっきりと整理できます。
すべてのウィンドウをまとめて最小化する
1クリックでデスクトップを表示する方法もある
マウスポインターをタスクバーの右端(画面の右下)に移動すると、「デスクトップのプレビュー」機能により表示中のウィンドウがすべて透過してデスクトップが表示されます。この状態のままクリックすることでも、すべてのウィンドウを最小化できます。
マウス操作でデスクトップで表示したい場合は、こちらが使いやすいです。画面の右下を再度クリックすると、ウィンドウが再表示されます。
「デスクトップのプレビュー」を利用する
ウィンドウをひとつひとつ最小化したり移動したりして整理するのでなく、一気にデスクトップの状態をリセットできると、作業も気持ちもパッと切り替えられます。なお、いくつもの作業を並行するときの整理方法としては、「仮想デスクトップ」も役立ちます。
ショートカットキー
[Windows]+[D]...デスクトップを表示する
[Windows]+[M]...すべてのウィンドウを最小化する
ワザの「効果」は、次の「時短3原則」のどれに該当する効果が得られるかを表します。
操作の手数を減らし、作業を短時間で完了させる
データ整理や作業の方法をルール化し、ムダをなくす
ミスやトラブルによる時間の損失を未然に防ぐ
「時短レベル」は、ワザから得られる総合的な効果の大きさを1~7の7段階で表します。