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パソコン仕事術 030

郵便番号辞書で住所入力を省力化する

効果: 短縮 時短レベル:2

郵便番号からの変換で時短&ミス防止

住所を入力する機会は少なくありませんが、文字数が多いうえに正確さが要求され、加えて住所録を作成する場合などは件数も多いため、かなり大変な作業です。Microsoft IME(Windows 10標準の日本語入力システム)は郵便番号を入力して住所に変換できる「郵便番号辞書」を搭載しているので、住所入力の省力化に活用しましょう。

郵便番号辞書にはやや癖があり、正しい入力方法を知っておく必要があります。まず郵便番号は「150-0031」のように全角で、必ずハイフンも付けて入力します。

郵便番号を入力してから[Space]または[変換]を押して住所に変換しますが、通常だと最初の候補は半角になった数字になるため、2回押しましょう。候補の一覧から住所を選択して入力を確定します。

ハイフンがない数字だけでは郵便番号と認識されず、住所に変換できません。また郵便番号辞書で入力できるのは一般に町名までで、建物名などは別途入力する必要があります。

郵便番号から住所に変換する

ワザの「効果」は、次の「時短3原則」のどれに該当する効果が得られるかを表します。
短縮 操作の手数を減らし、作業を短時間で完了させる
整頓 データ整理や作業の方法をルール化し、ムダをなくす
ミス防止 ミスやトラブルによる時間の損失を未然に防ぐ

「時短レベル」は、ワザから得られる総合的な効果の大きさを1~7の7段階で表します。