【パソコン仕事術】は、毎日のパソコン仕事を時短できる、WindowsやOffice、インターネットのワザを紹介します。月~金曜日更新。

パソコン仕事術 038

直前の入力や操作は[Ctrl]+[Z]で取り消す

効果: 短縮 ミス防止 時短レベル:3

文字入力に限らず、あらゆる操作ミスをカバー

文字入力中に入力ミスがあった場合、[Backspace]で1文字ずつ削除するよりも、[Ctrl]+[Z]で直前の操作を取り消したほうが、入力した文節や単語をまとめて消すことができ、より高速です。[Ctrl]+[Y]を押すと取り消した操作をやり直し、文字を戻せます。

[Ctrl]+[Z]は操作の取り消し(アンドゥ)、[Ctrl]+[Y]はやり直し(リドゥ)のショートカットキーで、文字入力以外でも、ファイルの移動や削除、各種アプリでの画像の編集など、さまざまな操作の取り消しとやり直しで利用できる、応用の幅が広いショートカットキーです。「操作をミスしたら即座に[Ctrl]+[Z]」を習慣付けましょう。

[Ctrl]+[Z]で入力した内容を取り消す

ポイント

  • [Ctrl]+[Z]を複数回押すことで、複数回分の操作を取り消すこともできます。取り消し可能な回数にはアプリによって制限があります。

ショートカットキー

[Ctrl]+[Z]...直前の操作を取り消す
[Ctrl]+[Y]...取り消した操作をやり直す

ワザの「効果」は、次の「時短3原則」のどれに該当する効果が得られるかを表します。
短縮 操作の手数を減らし、作業を短時間で完了させる
整頓 データ整理や作業の方法をルール化し、ムダをなくす
ミス防止 ミスやトラブルによる時間の損失を未然に防ぐ

「時短レベル」は、ワザから得られる総合的な効果の大きさを1~7の7段階で表します。