【パソコン仕事術】は、毎日のパソコン仕事を時短できる、WindowsやOffice、インターネットのワザを紹介します。月~金曜日更新。

パソコン仕事術 039

変換ミスは再入力でなく再変換する

効果: 短縮 時短レベル:4

一度確定した入力内容も変換し直せる

Microsoft IMEの変換機能は優秀ですが、長い文章をまとめて変換したときには分節の判定を適切に行えなかったりして、意図通りに変換できないことがあります。

このような場合は操作を取り消して単語ごとに入力し直してもいいのですが、変換ミスの部分を選択して[変換](または[Ctrl]+[/])を押すことで再変換し、入力し直すよりも効率よくミスを修正できます。

直前に確定した入力内容を再変換したい場合は[Ctrl]+[Backspace]を押します。ただし、変換を確定後にカーソルの移動など別の操作を行っていた場合は、このショートカットキーでは再変換できません。

入力した文字を再変換する

ポイント

  • Wordでは、文字列を選択して右クリックすることで、変換候補を表示して再変換できます。

ショートカットキー

[変換]/[Windows]+[/]...再変換する
[Ctrl]+[Backspace]...カーソル位置の直前で確定した変換をやり直す

ワザの「効果」は、次の「時短3原則」のどれに該当する効果が得られるかを表します。
短縮 操作の手数を減らし、作業を短時間で完了させる
整頓 データ整理や作業の方法をルール化し、ムダをなくす
ミス防止 ミスやトラブルによる時間の損失を未然に防ぐ

「時短レベル」は、ワザから得られる総合的な効果の大きさを1~7の7段階で表します。