【パソコン仕事術】は、毎日のパソコン仕事を時短できる、WindowsやOffice、インターネットのワザを紹介します。月~金曜日更新。

パソコン仕事術 064

署名には名刺と同じ情報を盛り込む

効果: 短縮 整頓 時短レベル:3

メールが相手との最初の接点と心得る

メールで「お電話したいので電話番号を教えてほしい」「荷物を送付するので住所を教えてほしい」といったやりとりをした経験はありませんか? 昨今は対面して名刺交換する前にメールが最初のコンタクトになる場合が多く、メールだけでやりとりが進むことも少なくありません。すると、メールアドレス以外の情報がわからず、冒頭のようなやりとりが起きがちです。

メールの末尾に自動的に挿入できる「署名」に、名刺に印刷しているものと同様の情報、オフィスの電話番号や住所を記載しておき、お互いの手間を減らしましょう。電話をかけたいときや荷物を送りたいとき、相手が過去のメールを見るだけで連絡先を確認できるようにしておきます。

Outlookで署名を登録する

長すぎる署名はよくない、という考えもありますが、連絡に必要な情報をまとめているのならば、長さを意識しすぎる必要はありません。ただ、自社や商品の宣伝と受け取られかねない情報は控えます

Outlookでは複数の署名を作成しておき、メールの作成時に[署名]から選択できます。複数の肩書を持つ人は、これで署名を使い分けることも可能です。

ワザの「効果」は、次の「時短3原則」のどれに該当する効果が得られるかを表します。
短縮 操作の手数を減らし、作業を短時間で完了させる
整頓 データ整理や作業の方法をルール化し、ムダをなくす
ミス防止 ミスやトラブルによる時間の損失を未然に防ぐ

「時短レベル」は、ワザから得られる総合的な効果の大きさを1~7の7段階で表します。