【パソコン仕事術】は、毎日のパソコン仕事を時短できる、WindowsやOffice、インターネットのワザを紹介します。月~金曜日更新。

パソコン仕事術 066

仕事が本格稼働したら挨拶の省略を提案する

効果: 短縮 時短レベル:4

「高速モード」にすれば時短できて堅苦しさもなくなる

「お世話になっております」や「よろしくお願いいたします」のようなメールの挨拶文は堅苦しいなと思いつつ、相手も書いているのでやめにくい......と続けてしまうことは多いでしょう。こうした挨拶も定型文にして入力を省力化できますが、相手は手入力しているかもしれませんし、挨拶の分だけ長くなるメールを読むのも手間がかかります。それよりも、お互いに無用な挨拶文をやめるのが、全員にとってベストなメール時短法となるでしょう。

プロジェクトが始動してやりとりが増えそうなタイミングなどで、自分がお互いのやりとりをリードする立場だったら、挨拶文なしの「高速モード」を提案してみましょう。堅苦しいから、というよりも以下の文例のように「スピードが大事」と共通する実利を目的とすれば、立場に関わらず同意しやすいはずです。中にはこだわりが強くてやめられない人もいるかもしれませんが、たいていの場合はお互いに納得して高速モードに移行できます。

挨拶文の省略を提案するメールの文例

ワザの「効果」は、次の「時短3原則」のどれに該当する効果が得られるかを表します。
短縮 操作の手数を減らし、作業を短時間で完了させる
整頓 データ整理や作業の方法をルール化し、ムダをなくす
ミス防止 ミスやトラブルによる時間の損失を未然に防ぐ

「時短レベル」は、ワザから得られる総合的な効果の大きさを1~7の7段階で表します。