【パソコン仕事術】は、毎日のパソコン仕事を時短できる、WindowsやOffice、インターネットのワザを紹介します。月~金曜日更新。

パソコン仕事術 068

連絡先では名前の見分けやすさを重視する

効果: 短縮 ミス防止 時短レベル:4

アドレスの一部が同じ相手への送信ミスを避ける

Outlookでメールの送信先を入力するとき、メールアドレスや名前の一部を入力すると、連絡先(アドレス帳)に登録された中から候補が表示され、選択できます。アドレス帳を開いて選ばなくても、少ない操作で送信先を入力できるので、おすすめの方法です。

このときに気を付けたいのが、候補の選択ミスです。日本の企業では姓のローマ字表記をメールアドレスに使う場合が多いので、例えば「tanaka」と入力すると、同僚や取引先の「田中」さんが一斉に候補として表示されるでしょう。

このとき、連絡先の名前もローマ字になっていると、パッと見では区別できず、送信先を間違える原因になります。特に同姓が多い場合は、すぐ見分けられるように漢字で登録しておきましょう。

候補を利用して宛先を選択する

ワザの「効果」は、次の「時短3原則」のどれに該当する効果が得られるかを表します。
短縮 操作の手数を減らし、作業を短時間で完了させる
整頓 データ整理や作業の方法をルール化し、ムダをなくす
ミス防止 ミスやトラブルによる時間の損失を未然に防ぐ

「時短レベル」は、ワザから得られる総合的な効果の大きさを1~7の7段階で表します。