【パソコン仕事術】は、毎日のパソコン仕事を時短できる、WindowsやOffice、インターネットのワザを紹介します。月~金曜日更新。
行単位、段落単位で一気に文字を選択する
効果:
時短レベル:2[Ctrl]を組み合わせて選択できる範囲を拡張
文書を編集するために文字列を選択するとき、マウスでドラッグするのでなく[Shift]+方向キーを使うことで、すばやく正確な範囲を選択できます。[Shift]+[←][→]では1文字ずつ文字を選択し、[Shift]+[↑][↓]ではカーソルのある位置から真上または真下までの1行分を選択します。[Shift]を押したまま繰り返し方向キーを押せば、選択する範囲をさらに広げられます。
[Shift]に[Ctrl]も組み合わせると、同じ方向キーの操作で一気に広い範囲を選択できるようになります。[Ctrl]+[Shift]+[←][→]では単語(ひらがなや漢字など同じ文字種が連続した範囲)ごとに選択でき、[Ctrl]+[Shift]+[↑][↓]では段落の先頭または末尾まで選択できます。
[Shift]+[↑][↓]による文字選択
[Ctrl][Shift]+[↑][↓]による文字選択
「○行分選択したい」「○段落目まとめて選択したい」のように行や段落単位で選択したいときは、特にこのキーボードによる選択が速くて正確です。範囲がある程度広いと画面のスクロールを伴うため、キーを押した回数で選択した範囲を把握できるのが便利です。
ショートカットキー
[Shift]+[←]/[→]...1文字ずつ文字を選択する
[Shift]+[↑]/[↓]...行単位で文字を選択する
[Ctrl]+[Shift]+[←]/[→]...単語単位で文字を選択する
[Ctrl]+[Shift]+[↑]/[↓]...段落単位で文字を選択する
ワザの「効果」は、次の「時短3原則」のどれに該当する効果が得られるかを表します。
操作の手数を減らし、作業を短時間で完了させる
データ整理や作業の方法をルール化し、ムダをなくす
ミスやトラブルによる時間の損失を未然に防ぐ
「時短レベル」は、ワザから得られる総合的な効果の大きさを1~7の7段階で表します。