【パソコン仕事術】は、毎日のパソコン仕事を時短できる、WindowsやOffice、インターネットのワザを紹介します。月~金曜日更新。

パソコン仕事術 088

[標準]スタイルにして不要な書式を解除する

効果: 短縮 時短レベル:3

文字・段落書式も解除すれば必ず元に戻せる

文字列に設定した書式を解除したいときは、書式設定をいろいろと変更するよりも、その部分を選択して[Ctrl]+[Shift]+[N]で[標準]スタイルを適用するのが簡単です。ただし、[標準]スタイルでは未定義の書式が適用されていると、戻らないことがあります。

その場合は[Ctrl]+[Space]と[Ctrl]+[Q]を続けて押しましょう。Wordの書式には、文字の色や太字などの「文字書式」と行間や左右中央揃えなどの「段落書式」があり、[Ctrl]+[Space]では文字書式、[Ctrl]+[Q]では段落書式をすべて解除できます。

[標準]スタイルを適用して書式を戻す

ショートカットキー

[Ctrl]+[Shift]+[N]...[標準]スタイルを適用する
[Ctrl]+[Space]...文字書式を解除する
[Ctrl]+[Q]...段落書式を解除する

ワザの「効果」は、次の「時短3原則」のどれに該当する効果が得られるかを表します。
短縮 操作の手数を減らし、作業を短時間で完了させる
整頓 データ整理や作業の方法をルール化し、ムダをなくす
ミス防止 ミスやトラブルによる時間の損失を未然に防ぐ

「時短レベル」は、ワザから得られる総合的な効果の大きさを1~7の7段階で表します。