【パソコン仕事術】は、毎日のパソコン仕事を時短できる、WindowsやOffice、インターネットのワザを紹介します。月~金曜日更新。
[Alt]を押してリボンをキーで操作する
効果:
時短レベル:5ほとんどの機能を数回のキー操作で呼び出せる
[Alt]を押すとリボンのタブやアイコンの近くにアルファベットが表示され、対応するキーを押すことで、その機能を呼び出せます。これはショートカットキーの一種で、リボンのほとんどのキーを数回のキー操作で呼び出せます。自分がよく使う機能のショートカットキーを覚えておけば、[Alt]からパパッと数回キーを押すだけで機能を呼び出せます。
定番機能を常に表示してタブ切り替えを不要にするで解説したクイックアクセスツールバーに追加しているアイコンは、[Alt]→数字の2つのキーで呼び出せるようになり、特に便利です(左から10個目以降のアイコンは、数字のキーを2つ押す必要があります)。
キーボード操作でタブを切り替えて機能を選択する
この操作方法はよく使う機能をすばやく呼び出せるだけでなく、マウスが壊れてしまった場合などに緊急時の操作方法としても活躍します。
うまく活用するために覚えておきたいのは、「タブを切り替えるキーは必ず押す」点です。例えば、手順の操作は[Alt]→[N]→[T]ですが、[挿入]タブを表示した状態でも、[挿入]タブに切り替える[N]は省略できません。また、中には「ZI」などのようにアルファベットや数字が2つ表示されるものもあり、[Z][I]の順に押して操作します。
ポイント
- [Alt]を誤って押してしまったときや、[Alt]でのショートカットをキャンセルしたいときは、もう一度[Alt]を押せば英数字の表示が消えます。
ショートカットキー
[Alt]...リボンのショートカットを有効化する
ワザの「効果」は、次の「時短3原則」のどれに該当する効果が得られるかを表します。
操作の手数を減らし、作業を短時間で完了させる
データ整理や作業の方法をルール化し、ムダをなくす
ミスやトラブルによる時間の損失を未然に防ぐ
「時短レベル」は、ワザから得られる総合的な効果の大きさを1~7の7段階で表します。