【パソコン仕事術】は、毎日のパソコン仕事を時短できる、WindowsやOffice、インターネットのワザを紹介します。月~金曜日更新。
太字フォントは定番を決めておく
効果:
時短レベル:2力強いプレゼンにはパワフルなフォントが必要
プレゼンは短い時間で強い印象を残すことが大事なので、インパクトのある太字フォントを使いたい場面が多々あります。しかし、Windows 10には多数の太字フォントがあって目移りしがちで、毎回違うフォントを使っていると統一感が出ません。いつも使う太字フォントを決めておきましょう。
Windows 10とOfficeがインストールされた環境で使えるフォントのうち、日本語のおすすめは「HGP創英角ゴシックUB」、英数字のおすすめは「Arial Black」です。どちらも力強く、クセが少ないので、どのような場面にもあう太字フォントです。
HGP創英角ゴシックUBとArial Blackを使った例
ポイント
- 「創英角ゴシック」には「HGP」と「HGS」の2種類があります。「HGP」はすべての文字がプロポーショナルフォント(文字によってそれぞれ幅が異なるフォント)なのに対し、「HGS」は半角文字のみがプロポーショナルです。このため「HGP」のほうが文字間隔が美しくなります。
ワザの「効果」は、次の「時短3原則」のどれに該当する効果が得られるかを表します。
操作の手数を減らし、作業を短時間で完了させる
データ整理や作業の方法をルール化し、ムダをなくす
ミスやトラブルによる時間の損失を未然に防ぐ
「時短レベル」は、ワザから得られる総合的な効果の大きさを1~7の7段階で表します。