ZoomとGoogleカレンダーの連携方法。ミーティングのURLを予定に自動登録できる

Zoom（ズーム）のWeb会議の予定は、Googleカレンダーに直接追加できることをご存じですか？メールやチャットでの連絡手段に加えて、Googleカレンダーとの連携方法も覚えておくと便利です。Googleカレンダーの予定からZoomにすばやく参加しましょう。

ZoomのアプリからGoogleカレンダーの予定を作成

会議や打ち合わせのスケジュールを、Googleカレンダーに集約して管理している人は多いと思います。では、「Zoom」（ズーム）のWeb会議の予定はどのように管理していますか？

多くの場合、ZoomミーティングのURLを、メールやチャットで連絡しているのではないでしょうか。そして、別途Googleカレンダーで予定を作成し、そのURLを手動で登録していませんか？

実は、ZoomとGoogleカレンダーを連携させれば、以下のような予定をZoomのアプリから作成することが可能です。

ZooｍミーティングのURLが入力されたGoogleカレンダーの予定を簡単に作成できます。

連携に必要な操作は、ZoomからのGoogleカレンダーの表示・編集を許可するだけ。Googleのサービスと、ほかのWebサービスを連携するときによく行う操作なので、以下のような画面に見覚えのある人も多いと思います。

Googleカレンダーの表示・編集を許可する画面です。ZoomのアプリからGoogleカレンダーの予定を作成できるようになります。

Web会議の相手もGoogleカレンダーを利用しているなら、この方法で作成した予定のゲストとして招待すれば、ZoomミーティングのURLをメールやチャットで知らせる必要はありません。一連の操作を以下で見ていきましょう。

Zoomのアプリにサインインしておきます。［スケジュール］をクリックします。

Web会議（ミーティング）の日時を指定し、［カレンダー］で［Googleカレンダー］を選択します。最後に［スケジュール］をクリックします。

自動的にWebブラウザーが起動し、［アカウントの選択］の画面が表示されます。この画面が表示されるのは、ZoomからGoogleカレンダーの予定を作成しようとした初回のみです。連携したいGoogleアカウントを選択します。

ZoomからGoogleカレンダーへのアクセス（表示と編集）を許可します。［許可］をクリックしましょう。

Googleカレンダーに予定が追加されました。ほかの人を招待するには、［ゲストを追加］をクリックして参加者を選択します。メールアドレスを直接入力することも可能です。［保存］をクリックします。

スケジュールの［保存］後に確認される招待メールの送信は任意で選択してください。招待された相手のGoogleカレンダーには、以下のように表示されます。

招待された参加者のGoogleカレンダーの予定には、ZoomミーティングのURLと、ミーティングID、パスワードが表示されます。

以上の操作により、ZoomミーティングのURLをGoogleカレンダーに集約でき、Web会議のスケジューリングが楽になります。Web会議に参加するには、Googleカレンダーの説明欄にあるURLをクリックすればOKです。