ティラノサウルスなど10種の恐竜が登場
Googleのモバイル検索で「ティラノサウルス」など恐竜の名前を検索すると、AR(拡張現実)機能により、部屋の中などに恐竜の3D映像を表示できるようになりました。
これは映画「ジュラシック・ワールド」の制作に携わったUniversal Brand Development、Amblin Entertainment、Ludiaの3社とGoogleの協力により実現したものです。対応機種およびアプリは以下です。
iPhone:iOS 11以降搭載の端末で、GoogleアプリまたはChromeから検索
Android:Android 7以降搭載でARCore対応の端末(Googleが開発者向けに提供している対応端末リストを参照)で、Googleアプリまたは任意のブラウザーからから検索
以降の手順で、AndroidのChromeを例に操作方法を解説します。
モバイル検索結果から恐竜を表示する
1恐竜の3D映像を表示する
恐竜の名前(ここでは「ティラノサウルス」)を検索し、検索結果ページを少し下にスクロールして[3D表示]をタップします。
2AR表示に切り替える
ティラノサウルスの3D映像が表示されました。このとき、恐竜の鳴き声も再生されます。続けて[周囲のスペースに表示する]をタップしましょう。
3アクセスを許可する
初めて利用するときは[モードの切り替え]画面が表示され、カメラなどへのアクセス許可を求められます。[アクセスを許可]をタップし、画面の指示に従い許可の操作を行います。
4ARで映像が表示された
AR表示に切り替わったら床などの恐竜を表示可能なスペースをフレームに入れます。スペースが認識されると恐竜が表示され、畳敷きの和室にティラノサウルスが表示されました。
中央の丸いボタンをタップすると写真を、長押しすると動画を撮影できます。また、恐竜をドラッグして移動させたり、ピンチイン/ピンチアウトで縮小/拡大したりできます。[実際のサイズで表示]をタップすると大きく表示されますが、室内では前進を見渡すのが難しいので(ティラノサウルスの体高は3.7~6.1mとのこと)、屋外での利用をおすすめします。
5実際のサイズで恐竜が表示された
屋外で実際のサイズで表示したところ。恐竜をドラッグするなどして離れた位置に表示させるか、自分が移動するかしてある程度の距離を取ることで、画面内に全身を捉えられます。
3D映像を表示可能な恐竜は、以下の10種類です。
- アンキロサウルス
- ヴェロキラプトル
- ステゴサウルス
- スピノサウルス
- ティラノサウルス
- ディロフォサウルス
- トリケラトプス
- パラサウロロフス
- プテラノドン
- ブラキオサウルス