チームとチャネルの役割
効果:
Teamsにはコミュニケーションを整理するための枠組みとして、「チーム」と「チャネル」があります。この2つを適切に使い分けることで、スムーズなコミュニケーションを実現できます。
メンバーをまとめるチームと話題を整理するチャネル
Teamsにおける「チーム」は、同じ目的の業務を行う人をまとめる単位です。例えば、営業部や総務部など、会社の部や課の単位でチームを作り、それぞれのチーム内でコミュニケーションするといった形です。複数の部や課にまたがったプロジェクトメンバーでチームを構成する使い方も考えられます。
一方「チャネル」は、チームの中でコミュニケーションを整理するために利用します。特にチームのメンバーが増えてくると、チャットの話題の種類が増え、どのような議論が行われているのかが分かりづらくなってしまいます。
そこで話題の種類ごとにチャネルを作成し、コミュニケーションを整理するというわけです。なお、チャットのほか、ファイルの共有やメモの管理もチャネルごとに行われます。
チームは「プライベート」と「パブリック」の2種類
チームには、参加に許可が必要な「プライベート」と、社内(組織内)の誰でも参加できる「パブリック」の2種類があります。コミュニケーションの内容に合わせて選択しましょう。
また、チームを作成すると「一般」というチャネルも同時に作成されます。チーム内で特定の話題について会話をするには、新しいチャネルを追加するといいでしょう。
社外の人もメンバーとして登録できる
Teamsでは、社外の人をチームのメンバーに登録可能です。例えば、会社をまたがったプロジェクトを進めるとき、Teamsで専用のチームを作り、社外の人をゲストメンバーとして登録すれば、そのプロジェクトのコミュニケーションをTeamsに集約できます。
ただし、有料版のTeamsを利用している場合、社外の人をゲストとしてチームのメンバーに加えるには、Microsoft 365の設定でゲストアクセスをオンにする必要があります。Microsoft 365の設定については、社内のシステム管理部門などに確認してください。
「効果」は、本記事に従ってTeamsを操作することで、以下のどれに該当する効果が得られるかを表します。
Teamsの利用にあたり役立つ情報を習得できます。
自分の画面や環境のみを変化させます。
自分に加え、ほかのメンバーの環境も変化させます。