Part3 Section 10 ゲストの招待
社外のメンバーをゲストとして招待する
社外の個人とコラボのため招待したい場合に利用
Slackを有料プランで利用している場合、フリーランスのスタッフなどの社外のメンバーを「ゲスト」としてワークスペースの特定のチャンネルに招待できる。ゲストには、1つのチャンネルにのみアクセスできる「シングルチャンネルゲスト」と、指定した複数のチャンネルにアクセスできる「マルチチャンネルゲスト」の2種類が用意されている。
シングルチャンネルゲストは1つのチャンネルしか参加できないため、特定のプロジェクトだけに関わるスタッフ向けだ。ワークスペースのアクティブなメンバー1人につき5人まで無料で招待できる。
対してマルチチャンネルゲストは、自社の社員向けチャンネルに参加する必要はないが、複数のプロジェクトに関わるスタッフに適している。この場合、通常のメンバーと同じ料金が発生する。
ワークスペースにゲストを招待する
ワークスペース名→[メンバーを以下に招待]をクリックした招待画面で、[マルチチャンネルゲスト]もしくは[シングルチャンネルゲスト]をクリックする。
メールアドレスと名前を入力し、アクセスを許可するチャンネルと有効期限を設定して[ゲストに招待]をクリックする。
招待したゲストにメールが送られる。
COLUMNSlackコネクトとゲストの使い分け
前セクションで解説したSlackコネクトと、本セクションで解説したゲストは、共に社外とのコラボレーションのための機能だ。相手がSlackの有料プランを利用している組織の場合は、Slackコネクトの利用がおすすめとなる。お互いがチャンネルを共有するだけでよく、メンバーを管理する手間や新たな料金の負担がない。
一方、相手がSlackのワークスペースを持っていない個人であったり、Slackを未導入、またはフリープラン利用の企業であったりする場合は、ゲストとして招待する。参加してもらうチャンネルによって、マルチチャンネルかシングルチャンネルかを決めよう。アルバイトやインターンのような雇用形態のスタッフを、一部のチャンネルだけにアクセスできるようマルチチャンネルゲストとして招待することも考えられる。