Part3 Section 13 Slackbot
Slackbotのカスタムレスポンスを設定する
社内マニュアルなどをすぐに呼び出せる
Slackbotのカスタムレスポンスを設定すると、メンバーからの決まった投稿に対してSlackbotが定型の返信を自動で返してくれる。アスクルの事例で紹介した「くれbot」のように、頻繁に使用するドキュメントにアクセスするためのURLなどを設定しておくと、業務の手間をかなり省くことができるだろう。
なお、Slackbotが返信するのはチャンネルに投稿されたメッセージと自分に対するダイレクトメッセージのみ。ほかのメンバーとのダイレクトメッセージや、ほかの組織との共有チャンネルでは返信しない点には注意したい。
カスタムレスポンスを設定する
画面左上のワークスペース名→[設定と管理]→[以下のカスタマイズ]をクリックして[ワークスペースのカスタマイズ]画面を表示。[Slackbot]タブ→[新しいレスポンスを追加する]の順にクリックする。
[メンバーがこう言ったら]と[Slackbotの返信]を入力し、[ブックマークに登録する]をクリックする。
登録したメッセージを投稿すると、すぐにSlackbotが返信する。
COLUMN固有のフレーズを付けて意図しない返信を防ぐ
意図とは違うメッセージに反応しないよう、カスタムレスポンスの設定時には通常のSlackでの会話では使わないフレーズを使おう。「○○くれ」「いでよ○○」のように、覚えやすい一言を加えるのがいい。
なお、カスタムレスポンスの返信の中で改行すると、改行により区切られた複数のメッセージとして扱われ、その中からランダムに返信される。返信の中で改行するには、通常の改行ではなく「¥n」と入力しよう。