JARTICの渋滞情報を見やすく表示
2021~2022年の年末年始、みなさんはどのように過ごしますか?
いまだに新型コロナウイルスの脅威はあるものの、外出自粛のムードが強かった昨シーズンに比べれば状況は改善しています。「感染に気をつけながら帰省や旅行を楽しもう」と、外出を予定している人も多いのではないでしょうか。
とはいえ、クルマでの外出となると、年末年始には例年、各地の高速道路で大規模な渋滞が発生します。なるべく混雑を避けて移動できるよう、乗車してカーナビで確認する前にスマートフォンで渋滞情報をチェックできると、何かと便利です。
そこでおすすめしたいアプリが「渋滞情報マップ by NAVITIME」(以下、渋滞マップ)。iPhone/Android両対応のアプリで、一部有料の機能(渋滞予測や規制情報の表示など)があるものの、ほとんどの機能は無料で利用できます。
本サイトでは毎年紹介しているアプリですが、最新バージョンでは一般道路の混雑状況や高速道路の料金検索も可能になり、類似アプリから頭ひとつ抜けた使い勝手を実現しています。ここではiPhoneアプリを例に、渋滞マップの使い方を4つの機能に分けて紹介しましょう。
アプリのダウンロード
渋滞情報マップ by NAVITIME
iPhone(App Store)
Android(Google Play)
高速道路の渋滞情報を調べる
渋滞マップのもっとも基本となる機能として、高速道路の渋滞情報を調べます。また、初回起動時の画面についても解説します。
1位置情報の使用について確認する
渋滞マップを起動します。初回起動時は位置情報の使用について、確認のメッセージが表示されます。アプリの起動中だけ許可する[Appの使用中は許可]をタップしましょう。この後に通知とトラッキングに関するメッセージも表示されますが、好みで設定してください。
2有料版について確認する
渋滞マップの有料版についての情報が表示されます。とりあえず無料で使うには[閉じる]をタップします。
3現在地付近のエリアを確認する
渋滞マップのメイン画面に、現在の位置情報に基づいたエリアが表示されました。見たいエリアが現在地付近なら、このままドラッグして地図を移動しましょう。
4広域のエリアに切り替える
地図上に表示されているカメラのアイコンは、オービスが設置されている場所です。右側のアイコンでオン/オフを切り替えられます。ここでは首都高速が表示されていますが、より広域のエリアを見るには[全国]をタップします。
5日本全国のエリア一覧を表示する
外環道、東北道、京葉道路など、都心近郊の高速道路が表示されました。都心や名古屋、大阪などの大都市圏では、このようにエリアが2段階に分かれています。さらに[エリア]をタップしてみましょう。
6日本全国のエリア一覧が表示された
日本全国のエリア一覧から、表示するエリアを選択できます。現在地から遠いエリアの渋滞情報を見たい場合は、この画面からエリアを切り替えるといいでしょう。
HINTPA/SAの情報も調べられる
一般道路の渋滞情報を調べる
渋滞マップでは、高速道路だけでなく一般道路の渋滞情報も調べられます。
画面下側のメニューで[一般]をタップすると、一般道路の標示に切り替わります。一般道路はドラッグでの操作のみに対応しています。
高速道路の料金を調べる
あらかじめ高速料金がいくらかかるのかを知りたい場合も、渋滞マップが活躍します。一般とETCでどれくらい料金の違いがあるのか、深夜に出発するとどの程度割引になるのか、といった情報を知りたいときにも便利です。
1出発・到着のICを指定する
画面下側のメニューで[料金]をタップします。[入][出]の入力欄が表示されるので、出発・到着のIC(インターチェンジ)を検索して指定しましょう。
2高速料金などが表示された
高速料金のほか、所要時間や距離、地図上の経路が表示されました。
HINTICをタップしても料金を検索できる
全国各地のライブカメラを表示する
スキーやスノボを楽しむ予定の人は、道中の積雪状況も気になるでしょう。渋滞マップでは、チェーン規制や工事・通行止めといった規制情報は有料版でないと確認できませんが、ICなどに設置されたライブカメラを閲覧する機能は無料で利用可能です。
1ライブカメラの一覧を表示する
画面下側のメニューで[その他]をタップし、[ライブカメラ]をタップします。
2指定した都道府県のライブカメラが表示された
調べたい都道府県を選択すると、該当する地点のライブカメラが表示されます。それぞれの画像をタップすると拡大表示できます。
渋滞情報マップ by NAVITIMEの使い方を解説しました。
渋滞情報マップ by NAVITIMEで高速道路の渋滞情報として参照できるデータは、カーナビでも使われるJARTIC(日本道路交通情報センター)のデータに基づいています。GoogleマップやApple純正の[マップ]アプリで渋滞情報として表示されるデータとは異なるので、両方のアプリで確認すると、より正確な状況を知ることができるでしょう。