「下書き」としてテキストエディターを使おう
仕事で作成する文書は、WordやExcelなどOffice文書の形式が多いはずです。Office文書の編集が可能なAndroidアプリもありますが、完全にMicrosoft Officeと互換性があるわけではなく、また動作が重かったり機能がわかりにくかったりして、あまり効率的な作業はできません。
そこで、スマートフォンで文書を作成するときには、テキストエディターを利用して、文章(テキスト)だけを下書きとして作成することをおすすめします。ここでは、高機能で定評のある[Jota Text Editor](無料)を利用します。
保存したテキストファイルはDropboxを利用してパソコンから取り出し、Wordなどで編集しましょう。microSDカードに保存しておき、メールに添付して送信することもできます。
テキストファイルを作成する
1.[Jota Text Editor]を起動する
![アプリケーション画面を表示しておく ,マーケットから[Jota Text Editor]をインストールしておく ,[Jota Text Editor] をタップ](/contents/063/img/img20110923170740081646.jpg)
2.文章を入力する
![1 文章を入力,2 メニューボタンを押す,3[ファイル]-[名前を付けて保存]をタップ ,文章が完成した,[Jota Text Editor]が表示された](/contents/063/img/img20110923171555062176.jpg)
3.ファイル名を付けてテキストファイルを保存する
![1 保存するフォルダを選択,2 ファイル名を入力 ,3[元ファイルに]をタップして[CRLF]をタップ,4[OK]をタップ,microSDカード内のフォルダの一覧が表示された,ファイルが保存される,[名前を付けて保存]が表示された](/contents/063/img/img20110923172736056513.jpg)
[Dropbox]でテキストファイルを作成する
1.テキストファイルの作成を開始する
![1 メニューボタンを押す,2[新規]-[テキストファイル]をタップ ,3[テキストファイルを作成]が表示されたら[Jota Text Editor]をタップ,[Dropbox]を起動し、テキストファイルを作成したいフォルダを表示しておく](/contents/063/img/img20110923173659095015.jpg)
2.文章を入力する
![1 文章を入力,2 メニューボタンを押す,3[ファイル]-[名前を付けて保存]をタップ ,文章が完成した,[Jota Text Editor]が表示された](/contents/063/img/img20110923174406085230.jpg)
3.ファイル名を付けてテキストファイルを保存する
![1 ファイル名を入力 ,2[元ファイルに]をタップして[CRLF]をタップ,3[OK]をタップ,4 戻るボタンを2回押す,ここではフォルダを選択しない,ファイルがアップロードされる,ファイルが保存される,[Jota Text Editor]が終了する,[名前を付けて保存]が表示された](/contents/063/img/img20110923175908060243.jpg)
4.[Dropbox]でファイルを確認する
![ファイル名をタップするとテキストファイルの編集ができる ,作成したテキストファイルが表示されたことを確認,[Dropbox]のフォルダの画面に戻った](/contents/063/img/img20110923180258015042.jpg)
[ヒント]テキストエディターは動作の軽さが特長
「テキストエディター」は、テキストファイルの編集に特化したアプリです。テキストファイルは、Word文書などのようなデザイン的な要素(文字の大きさや色など)を持たない、文字だけのファイルです。そのためテキストエディターはシンプルで動作が軽く、処理能力のあまり高くないスマートフォンでも、操作性をそこなわず利用しやすいことが特長です。
[ヒント][Dropbox]にテキストファイルの作成ができる
[Dropbox]からテキストエディターを呼び出して、任意のフォルダ内でテキストファイルを新規作成できます。この場合、保存したファイルは自動的にDropboxのサーバーと同期されます。
[ヒント]保存したファイルはmicroSDカードにも残る
「[Dropbox]でテキストファイルを作成する」で保存したファイルは、Dropboxのフォルダに保存され同期されるのと同時に、「[Dropbox]でテキストファイルを作成する」の手順3で選択したフォルダにも保存されます。2つのファイルは、以降は別のファイルとして扱われます。
[ヒント]「ダイレクトインテント」に関する注意点
[Jota Text Editor]は、指定したアプリにテキストを送信できる「ダイレクトインテント」機能を搭載しています。この機能を利用して[Dropbox]にテキストをアップロードしたくなりますが、[Dropbox]側が送信を受け付けていないため、利用できません。アップロードは[アストロファイルマネージャ]などのファイラーを利用して行いましょう。
[ヒント][Jota text Editor]で利用できる機能
[Jota text Editor]は編集機能が充実しています。文字の「検索」、検索した文字を別の文字に置き換える「置換」といった、効率のよい編集に欠かせない機能を持つほか、フォントサイズの変更、行数の表示、特殊文字の表示といった、使い勝手を細かくカスタマイズするための機能もあります。
![1 メニューボタンを押し[検索]をタップ ,2[置換]をタップ,ここではテキストファイルにある「2400」をすべて「2480」に置換する,検索用のテキスト入力ボックスが表示された](/contents/063/img/img20110923181423049322.jpg)
![3 ここに「2400」 と入力 ,4 ここに「2480」 と入力 ,5[全置換]をタップ ,文章全体の置換が行われる,置換用のテキスト入力ボックスが表示された](/contents/063/img/img20110923182451083013.jpg)


