活用ノウハウ③ リピート促進編
LINE広告/オーディエンス配信

Q.60

既存ユーザーに似たターゲット層に広告を配信したい。

イラスト

リピーターが増える一方で、新規ユーザーの集客がうまくいきません。既存ユーザーに似たユーザーに広告を配信できれば効果がありそうですが、そのようなことはできますか?

A

「類似配信」を活用しましょう。

オーディエンスを類似拡大して、広告を配信

LINE広告には「類似配信」という配信手法があります。すでに自社の商品やサービスを利用しているユーザーや、LINE公式アカウントを友だち追加しているユーザーをソースオーディエンス(広告の配信対象の元データ)にして、それに類似するユーザーに広告を配信できる機能です。

Q.59で作成したオーディエンスに含まれるユーザーから、性別や年齢、興味・関心などが類似したユーザーをLINE内で探し出し、広告を配信します。そのため、ソースオーディエンスの数と質によって広告効果が変わる可能性があります。例えばECサイトなら、利用頻度や購入金額の高い優良顧客のデータだけを抽出してソースオーディエンスを作成すると高い効果が見込めます。ただし、ソースオーディエンスの数は500以上を目安としてある程度担保されていることが必要です。

また、オーディエンスサイズを%で指定することもできます。サイズが大きいほど似ているユーザーが含まれる割合は低くなりますが、より多くの人を対象に配信可能です。サイズを自動設定すると、LINEの配信アルゴリズムにのっとり、最適なオーディエンスサイズになるように調整した上で、広告が配信されます。

期待できる効果

  • 既存ユーザーのデータを使って、新規ユーザーを集客できる
  • 興味を持ってくれそうなユーザーを探し出して配信できる

類似配信の仕組み

既存ユーザーに似たターゲット層に広告を配信したい。|LINEビジネス活用公式ガイド

類似オーディエンスの作成方法

既存ユーザーに似たターゲット層に広告を配信したい。|LINEビジネス活用公式ガイド

Q.59を参考に、類似オーディエンスのもとになるオーディエンスを作成しておく。続いて1[オーディエンス作成]→2[類似オーディエンス]を順にクリック。

既存ユーザーに似たターゲット層に広告を配信したい。|LINEビジネス活用公式ガイド

3[オーディエンスソースを選択してください]をクリックして、作成済みのオーディエンスを選択。続いて4[オーディエンスサイズ]を選択して5[保存]をクリックすると、類似オーディエンスを作成できる。

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本コンテンツは、インプレスの書籍『はじめてでもできる! LINEビジネス活用公式ガイド』を、著者であるLINE株式会社の許諾のもとに無料公開したものです。各サービスの内容は、書籍発行時点(2021年11月)における情報に基づいています。記事一覧(目次)や「はじめに」は、以下の「関連まとめ記事」のリンクからご覧ください。

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