1.調整ツールを選択する

レッスン8 の手順1 を参考に編集したい写真を確認し、編集ビューを表示しておく,[調整]をクリック

2.シャドウを調整する

写真の暗すぎる部分の明るさを調整する,写真を確認しながらスライダの位置を調整する,[シャドウ]のスライダを右にドラッグ,[調整]が表示された,[調整]を写真が見やすい位置に移動しておく

3.ハイライトを調整する

写真の明るすぎる部分を調整する,写真の暗すぎた部分が明るくなった,写真を確認しながらスライダの位置を調整する,[ハイライト]のスライダを右にドラッグ

4.編集を終了する

写真の明るすぎる部分が暗くなった,[×]をクリック,[終了]をクリックすると写真の一覧が表示される

[ヒント]変更内容はコピーしてほかの写真に適用できる

[調整]で補正した情報は、[コピー]をクリックして記憶することができます。ほかの写真の[調整]で[ペースト]をクリックすると、記憶させた補正の情報を反映させ、同じように補正できます。

[ヒント]露出や彩度を調整するには

画像の明るさや色の濃さは、手順2 で表示された[調整]で行うことができます。画像の明るさを調整したい場合は[露出]のスライダを調整します。露出を上げて明るくすると、画像が粗くなるので注意しましょう。色の濃さを調整するには[彩度]のスライダを調整してください。スライダを左に動かすと、色が薄くなり、一番左にするとモノトーンのような写真になります。また、右に動かすと色が濃くなりますが、塗りつぶされたようになりますので注意しましょう。

[ヒント]健康的な肌色にするには

健康的な肌色は一般的に、血色がよかったり、つややかに見える肌色を指します。健康的な肌色に補正したい場合は、編集ツールの[調整]で、[彩度]や[色温度]のスライダを赤、オレンジの色にくすみがないように調整します。正解は1 つではありませんので、好みの色味を探してみましょう。

[ヒント]のっぺりした写真をくっきりさせたいときは

コントラストがはっきりしない写真は、[調整]のヒストグラムで簡単に補正できます。ヒストグラムのハイライト側、シャドウ側両端のスライダを、山のふもとまでドラッグします。

1 ハイライト側のスライダをヒストグラムの山のふもとまでドラッグ,2 シャドウ側のスライダをヒストグラムの山のふもとまでドラッグ

[ヒント]RAW 形式で撮影した写真を編集したいときは

iPhoto では、RAW 形式の写真を読み込むと、自動的にJPEG に現像され、RAW 形式とJPEG 形式で保存されます。そのため、RAW 形式の写真も、ほかのソフトを使わずにiPhoto で編集できます。外部エディタで編集する場合も、JPEG 形式で開きます。RAW 形式の写真には、iPhoto の画面の下部に[RAW]のマークが表示されます。編集しても、RAW 形式はオリジナルのまま保存されているため、JPEG 形式に現像し直すことができます。