数式の定義と利用

BYROW 行ごと、または列ごとに計算を行う

対応バージョン: 365

BYROW関数は[配列]で指定された範囲の各行に[ラムダ]を適用し、計算結果を返します。BYCOL関数は[配列]で指定された範囲の各列に[ラムダ]を適用し、計算結果を返します。

BYROWバイ・ロウ配列 ,ラムダ)

BYCOLバイ・カラム配列 ,ラムダ)

使用例各教科の最低点を求める

REDUCE関数/SCAN関数で配列の値を累計する

配列計算に使うデータを指定します。
ラムダ計算方法を表すLAMBDA関数を指定します。

活用のポイント

  • 行位置や列位置は先頭を1と数えます。
  • [行]がLAMBDA関数の第1引数に、[列]がLAMBDA関数の第2引数に対応します。
  • 行または列に1未満の値を指定するとエラー値[#VALUE!]が返されます。
  • たとえば「=MAKEARRAY(3,4,LAMBDA(x,y,MOD(x+y,2)))」とすると、3行4列の配列が作成され、行番号と列番号の和が偶数の配置に0、奇数の位置に1が表示されます。

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