数式の定義と利用
BYROW 行ごと、または列ごとに計算を行う
対応バージョン:
BYROW関数は[配列]で指定された範囲の各行に[ラムダ]を適用し、計算結果を返します。BYCOL関数は[配列]で指定された範囲の各列に[ラムダ]を適用し、計算結果を返します。
BYROW
BYCOL
配列 | 計算に使うデータを指定します。 | |
---|---|---|
ラムダ | 計算方法を表すLAMBDA関数を指定します。 |
活用のポイント
- 行位置や列位置は先頭を1と数えます。
- [行]がLAMBDA関数の第1引数に、[列]がLAMBDA関数の第2引数に対応します。
- 行または列に1未満の値を指定するとエラー値[#VALUE!]が返されます。
- たとえば「=MAKEARRAY(3,4,LAMBDA(x,y,MOD(x+y,2)))」とすると、3行4列の配列が作成され、行番号と列番号の和が偶数の配置に0、奇数の位置に1が表示されます。