写真のフォーカスは中央の枠の部分で合うように設定されています。もし、中央以外の場所にフォーカスを合わせたいときは、フォーカスを合わせたい場所でシャッターボタンを押したままにしてフォーカスをロックし、そのまま撮影したい場所に画面を合わせてから、シャッターボタンを離して撮影します。

料理や花など、なるべく被写体に近寄って撮影したいときは、マクロ撮影が便利です。「写真を撮影する」の手順2の画面左の1番下にある［▼］をタップ後、［フォーカスモード］ボタンをタップし、［マクロ］を選択します。レンズと被写体の距離が近い場合でもフォーカスが合うようになります。

写真をうまく撮影したいときは、被写体に合わせてモードを切り替えるのがコツです。たとえば、子どもや女性などの人物を撮影したいときは、「写真を撮影する」の手順2の画面左の1番下にある［▼］をタップ後、［シーンモード］ボタンをタップし、［ポートレート］を選択します。背景をボカして人物を浮き立たせた写真を撮影できます。このほか、旅行先の風景は［風景］、運動会では［スポーツ］を利用するといいでしょう。

撮影した写真やビデオの表示後（手順4）、右から4つめにある［共有］のアイコンをタップして［ソーシャルフィードリーダー］をタップすると、写真やビデオをTwitterやFacebookに投稿できます。ほかの人に渡したり、いろいろな人に見せたいときに活用しましょう。

Sony Tablet Sシリーズには、［低速度撮影］という特殊な撮影モードが搭載されています。「ビデオを撮影する」の手順2で画面左の1番下にある［▼］をタップ後、［低速度撮影］アイコンをタップし、撮影間隔を選択すると、一定間隔おきに映像を撮影できます。撮影した映像は、間隔を縮めて再生できるので、本体を固定して空や植物を長時間にわたって撮影すれば、雲や太陽が移動する様子や花が開花する様子を確認することもできます。