Excel Q&A
説得力を高める関数・数式の応用ワザ
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条件分岐を行う
複数の条件を段階的に組み合わせるには?
IF関数をネストします
IF関数の引数[真の場合]または[偽の場合]に別のIF関数を指定すると、条件を段階的に判定して、判定結果に応じて表示する値を3通りに振り分けられます。
以下の例は、セルB2の年間購入額に応じて会員種別を3通りに振り分けています。1つ目のIF関数で「セルB2が20万以上」という条件を判定し、成り立つ場合は「ゴールド」と表示します。成り立たない場合は2つ目のIF関数で「セルB2が10万以上」という条件を判定し、成り立つ場合は「シルバー」、成り立たない場合は「一般」と表示します。
なお、Excel 2019以降では、ワザ467のIFS関数を使用する方法もあります。
IF関数をネストした使用例
条件式の例
IF関数をネストした使用結果
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「Excel Q&A」について
この連載記事は、インプレスの書籍『できるExcel パーフェクトブック 困った!&便利ワザ大全 Office 2021/2019/2016 & Microsoft 365対応』の内容に基づいています。紹介している情報は、書籍発行時点(2022年8月)のものです。