セル参照
TRIMRANGE
前後の余計な空のセルを除外した参照を返す
対応バージョン:
TRIMRANGE関数は、[範囲]で指定されたセル参照の前後にある空のセルを除外したセル参照を返します。
入力方法と引数
TRIMRANGE
(範囲, 行の指定, 列の指定)
範囲 | もとのセル参照を指定します。 | |
---|---|---|
行の指定 | 行のどの部分を除外するかを以下の値で指定します。 | |
0 | 除外しない | |
1 | 前にある空のセルを除外する | |
2 | 後ろにある空のセルを除外する | 3または省略 | 前後にある空のセルを除外する |
列の指定 | 列のどの部分を除外するかを指定します。指定できる値は[行の指定]と同じです。 |
活用のポイント
- 使用例では、セルC3からC16のうち、C4:C11というセル参照が返されます。途中にある空のセルは除外されません。
- セル参照の範囲を表す「:」の前後に「.」を付けた「.:」「:.」「.:.」を使っても、前後の空のセルを除外できます。除外される空のセルは、「.:」では前、「:.」では後ろ、「.:.」では前と後ろの両方となります。使用例の場合、「=AVERAGE(C3.:.C16)」でも同じ結果となります。
- TRIMRANGE関数のみを使い「=TRIMRANGE(C3:C16)」とすると、途中にある空のセルの値は0となります。