iftttのアカウントを作成する
iftttは、EvernoteのほかTwitter、Gmailなど、さまざまなWebサービスを連携させて、あるサービスの情報を自動で別のサービスに取り込んで活用する、新しい情報の流れを作成できるサービスです。Evernoteと各種サービスを連携させれば、サービスの情報をEvernoteに集約できるようになります。まずはアカウントを作成しましょう。
http://ifttt.com/
レシピを設定する
アカウントを作成したら、利用を開始しましょう。iftttを利用するには、ある2つのサービスを関連付け、特定のルールを決めて情報を流すように設定します。ここではGmailとEvernoteを関連付けて「Gmailでスターを付けたメールをEvernoteに取り込む」というルールを設定します。このサービスとルールのセットを、iftttでは「レシピ(Recipe)」と呼んでいます。
1.[Evernote 1 channel]を表示する
2.レシピを選択する
3.Gmailをアクティブにする
4.Evernoteをアクティブにする
5.レシピの設定を完了する
レシピを利用する
レシピの設定が完了すると、iftttは通常15分おきに連携元のサービスをチェックし、ルールで設定した条件が満たされていたら、レシピを実行します。先に作成したレシピでは、Gmailでメールにスターを付けたら、15分おきにチェックが行われ、自動的にメールがEvernoteに取り込まれるようになります。ノートを確認してみましょう。
http://mail.google.com/
1.Gmailでメールにスターを付ける
2.ノートを確認する
多くのサービスに対応したレシピを活用しよう
iftttのレシピは、すべてユーザーが公開しているものです。誰もが自由にレシピを作成でき、また好きなレシピを利用できます。人気サービスに関連するレシピは数も多くなり、Evernoteのレシピも、たくさん見つけることができます。ここでは、代表的なWebサービスとEvernoteを連携するレシピをいくつか紹介します。
[ヒント]レシピの設定変更などをするには
iftttにサインインした状態で[My Recipes]をクリックすると、現在設定しているレシピの一覧が表示されます。レシピの名前の右側に4つのマークが表示され、ゴミ箱マークでレシピの削除、電源ボタンのマークでレシピの停止と再始動、[+]が付いたマークでレシピ(詳細は下のHINT参照)の作成、矢印のマークでレシピの確認と編集ができます。
[ヒント]「チャネル」とは
iftttのレシピは基本的に2つのサービスをつなげるものですが、利用したいサービスごとにレシピを探すことができるページを、チャネル(Channnel)と呼びます。主要なサービスごとのチャネルが提供されており、EvernoteのチャネルではEvernoteを利用するレシピが多数紹介されています。気に入ったレシピは、ここまでの手順と同様にして、自分で利用する設定ができます。
[ヒント]自分でレシピを作ることもできる
既存のレシピを利用せずに、ゼロから自分でレシピを作ることも可能です。iftttにサインインしたら自分のユーザー名をクリックして[Dashboard]を表示し、[Create]をクリックしましょう。すると[ifthisthenthat]という文字が表されるので、「this(連携元サービスとルール)」「that(連携先サービスとルール)」を順に設定します。
[ヒント]レシピを検索するには
大量にあるレシピの中から自分のほしいものを探すには、検索を利用すると便利です。[SharedRecipes search]を表示すると検索ボックスが表示されるので、連携したい2つのサービスが決まっているのならば、2つのサービスの名前で検索しましょう。同じようなレシピが複数見つかることもありますが、機能を確認して目的に合ったものを選びます。