ClamWin PortableをUSBメモリーにインストールする
▼ ClamWin Portable
http://portableapps.com/apps/security/clamwin_portable/
1.ClamWin Portableをダウンロードする
2.インストールを開始する
3.インストールが完了した
ウイルスを隔離する設定にする
1.ClamWin Portableを起動する
2.ウイルス定義ファイルをダウンロードする
3.[ClamWin Preferences]を表示する
4.設定を変更する
ウイルススキャンを実行する
1.ドライブを選択してウイルススキャンを実行する
2.ウイルススキャンが完了する
[ヒント]どのパソコンでもウイルスをスキャンして駆除できる
ClamWin PortableのようなポータブルタイプのセキュリティソフトをUSBメモリーにインストールしておけば、接続したパソコンの緊急スキャンやウイルス駆除がいつでもできるようになります。また、パソコンに常駐しないので動作も軽く、高速に利用できるというメリットもあります。外出先のパソコンに接続して使用する前に、一度ClamWin Portableでウイルススキャンをする習慣をつけておけば、USBメモリーを使うときの安全性も高まります。
[ヒント]常駐型のセキュリティソフトがパソコンに入っている場合でも使える?
常駐型のセキュリティソフトとClamWin Portableを同時に使っても問題はありませんが、常駐型のセキュリティソフトが定義ファイル(パターンファイル)をダウンロードしている最中や、ウイルススキャン中にClamWin Portableを使用するのは避けたほうがよいでしょう。普段は常駐型のセキュリティソフトでウイルス対策を行い、気にかかることがあったときはClamWin Portableでウイルススキャンを行うなど、上手に併用しましょう。
[ヒント]ウイルス定義ファイルは定期的にアップデートしよう
ClamWin Portableは常駐するセキュリティソフトと違い、ウイルス定義ファイルが自動ではアップデートされません。ウイルスは常に変化し続けており新しい脅威が想定されるので、定期的に最新のウイルス定義ファイルをダウンロードする必要があります。定義ファイルのダウンロードは、[ウイルスを隔離する設定にする]の手順3の[Displays Preferences Window]の右隣にある[Starts Internet Update]をクリックして行います。
[ヒント]リアルタイムでスキャンされるわけではない
ClamWin Portableは、ウイルスの侵入をリアルタイムで監視しているわけではありません。例えば添付ファイルを開いたときも、そのタイミングでウイルスが含まれているかどうかをチェックできるわけではありません。外出先のパソコンの使用前や使用後のほか、ウイルス感染の可能性が高く見込まれるときなどにウイルススキャンを実行するとよいでしょう。
[ヒント]ウイルスとして検出されたファイルを自動的に削除するには
ClamWin Portableの初期設定では、ウイルススキャンをしたあとに検出レポートが表示されるだけです。ウイルスとして検出されたファイルを自動的に削除したい場合は、[ウイルスを隔離する設定にする]の手順4の画面で[Remove]を選択します。ただし、この設定にすると、パソコンの動作に必要なファイルまで自動的に削除されてしまう可能性があるので注意してください。
[ヒント]特定のフォルダーだけをウイルススキャンするには
[ウイルススキャンを実行する]の手順1の画面でドライブ名をダブルクリックし、スキャンしたいフォルダーをクリックしてから[Scan]をクリックすると、特定のフォルダーだけをウイルススキャンできます。最低限の領域だけウイルススキャンしたいときに活用しましょう。