度数分布

FREQUENCY 区間に含まれる値の個数を求める

対応バージョン:365 2019 2016 2013 2010

[データ配列]のなかの値が、[区間配列]の各区間に含まれる個数(頻度)を求めます。たとえば、成績が49点より大きく、59点以下である人数を求める場合などに使います。

入力方法と引数

FREQUENCYフリーケンシーデータ配列, 区間配列

データ配列数値が入力されているセル範囲や配列を指定します。文字列や論理値の入力されているセル、空白のセルは無視されます。
区間配列区間の値が入力されているセル範囲や配列を指定します。値の意味は「1つ前の値より大きく、この値以下」となります。たとえば、セルD3に49、セルD4に59という値が入力されている場合、セルD4は「49より大きく、59以下」という区間を表します。

使用例区間に含まれる値の個数を求め、度数分布表を作成する

FREQUENCY関数

活用のポイント

  • FREQUENCY関数は、縦方向の配列数式として入力する必要があります。
  • [区間配列]のなかの値は、通常、昇順に並べておきます。
  • 結果として返される配列の数は、[区間配列]の数より1つ多くなります。最後の要素には、[区間配列]のうち、最も大きな値を超える区間の個数が返されます。
  • 結果は度数分布表になっているので、ヒストグラムを作成するために使えます。

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