Z検定
Z.TEST 正規母集団の平均を検定する
ZTEST 正規母集団の平均を検定する
対応バージョン(Z.TEST関数):
対応バージョン(ZTEST関数):
指定した[配列]の正規母集団の平均が[μ0]であるかどうかを検定します。
入力方法と引数
Z.TEST
ZTEST
配列 | 標本が入力されているセル範囲や配列を指定します。 |
---|---|
μ0 | 検定の対象となる値(仮説での母集団の平均)を指定します。 |
標準偏差 | 母集団の標準偏差を数値で指定します。 |
活用のポイント
- 使用例では、ある機械で100gのお菓子を袋詰めしたときの標準偏差が0.35であるものとし、8袋分の重さを調べ、平均100gで正しく詰められているかどうかを調べています。
- Z.TEST関数で求められる確率は片側確率(右側確率)です。両側確率を求めたいときには、使用例のように「=MIN(片側確率,1-片側確率)*2」という式を使います。
- [標準偏差]には母集団の標準偏差を指定します。標準偏差が未知の場合には、この引数を省略します。その場合、不偏標準偏差の値が使われます。
- ZTEST関数は、Z.TEST関数の互換性関数です。