データの個数
DCOUNTA 条件を満たす空白以外のセルの個数を求める
対応バージョン:
[条件]に従って[データベース]を検索し、見つかった行の[フィールド]で指定されたセルに入力されているデータの個数を求めます。数値、文字列、論理値、数式などが入力されているセル(空白以外のセル)の個数が返されます。
入力方法と引数
DCOUNTA
データベース | 検索の範囲を、項目の見出しも含めて指定します。 |
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フィールド | データの個数を数えたい項目を指定します。 |
条件 | 検索条件が入力された範囲を指定します。 |
活用のポイント
- DCOUNTA関数は[数式]タブの[関数ライブラリ]グループのボタンからは選択できません。[関数の挿入]ボタンを使うか、セルに直接入力します。
- 複数の条件を横方向に並べた場合は「AND条件」となり、すべての条件を満たす行が検索されます。複数の条件を縦方向に並べた場合は「OR条件」となり、いずれかの条件を満たす行が検索されます。
- 戻り値は条件に一致した行数ではなく、条件に一致した行のなかで、[フィールド]の項目にデータが入力されているセルの個数です。ただし、[フィールド]を省略すると、条件に一致した行数をそのまま返します。
- 検索条件を別の表に入れておくのではなく、関数の引数に条件を直接指定したい場合には、COUNTIF関数やCOUNTIFS関数が使えます。