テンプレート集としての利用
文例集やテンプレート集を作るには
メールや手紙でよく使う文章、ブログやWeb制作、プログラミングで繰り返し使うことの多いコードなどは、自分用の文例集やテンプレート集として、Evernoteに保存しておきましょう。
何度も同じ内容を最初から入力するよりも、文例をコピーし、ひな形として作業を始める方が、だんぜん効率的です。このような文例やテンプレートは、Webを探したり本を見たりすればすぐに見つかるので、わざわざ収集する必要はありません。自分が一度使ったもので、また使いたいものをノートに貼り付けて保存しておくのがポイントです。
繰り返し使う文章をノートにしておく
何かを依頼するときに使う文章や、質問に対応する文章などは、何度も同じ内容を書く機会が多いものです。Evernoteに文例を保存して、すぐに使えるようにしましょう。あいさつ文やスピーチの原稿などの気に入っている文章も、また使うときのために保存しておくといいでしょう。
よく使うHTMLのタグなどもノートに保存しておく
文章だけでなく、HTMLのタグなどもテンプレート集のようにして管理すると便利です。このとき、ノートからコピーして貼り付けると、タブが半角スペースに変換されることに注意が必要です。変換を避けたい場合は、コードをテキストファイルにしてノートに添付するといいでしょう。
【もっとEvernoteを使いこなすには】
できるネットのEvernote解説記事まとめ
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HINT作業の無用な繰り返しをなくそう
Evernoteは、このように作業を効率化する「素材の保存場所」としも使えます。私は、本を書いたり、セミナーの講師をしたりするときに、プロフィールの文章をよく求められるので、ひな形をノートに作っています。プロフィールは年月が過ぎると変化し、また、相手によって求められる文字数が違うものです。そこで、1つのノートに過去に作ったプロフィールを新しい順に貼り付け、それぞれの文字数を書いています。プロフィールの提出を求められたときには、できるだけ最新の、求められた文字数に近いプロフィールを元に編集することで、短時間で提出できるようになります。