ファイルとメモを組み合わせた利用
文書作成の手順メモを作るには
事務作業が苦手、という人は多いのではないでしょうか。例えば、経費精算や稟議書の申請などの書類をWordやExcelで作らなければいけないのに、つい後回しにしてしまうと、締め切り間近にあわてて作ることになってミスが起きがちになります。
結果、手戻りも多くなり、何度も同じミスをすると経理担当者に目を付けられて......と悪循環におちいることもあり、いいことがありません。そこで、書類のひな形となるファイルと、書類作成のためのメモをまとめたノートを作っておきましょう。
ファイルに文書作成の注意点をメモしておく
経費の精算書類などは、Excel文書のひな形のファイルが会社から提供されることが多いでしょう。Evernoteにそれを添付し、教わったり指摘されたりしたこと(書き方のルール、やりがちな入力ミスなど)をノートにメモしていけば、同じミスを繰り返さずに済むようになります。
ファイルのメモをその場で書き込んでおく
事務作業に限らず、自分が打ち合わせに資料を提出したときには、ノートにその文書ファイルを添付し、受けた指摘や質問をメモしていきましょう。ファイルとメモが一緒にあれば修正がやりやすくなります。修正後のファイルも添付しておけば、あとで修正の過程を見直すこともできます。
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HINT「ファイル+メモ」をまとめて保存しよう
Office文書のような編集する対象のファイルと編集方法のメモ、またはPDFなど完結した情報のファイルと自分が書き加えたメモ、というのは、一緒に保存しておくことが意外と難しいものです。Evernoteではそれが簡単にできることを生かしましょう。ここまでに解説した以外でも、例えばセミナーで紙やPDFの資料をもらい、参加者と名刺を交換し、聞いた話のメモを取った、という場合には、スキャンした紙の資料や名刺のデータ、PDFファイル、メモを、すべてまとめて1つのノートにします。すると、別々になってしまわず、まとめて見返すことができます。メモのノートにファイルを添付していってもいいですし、ノートが別々になっていたならば、マージしてまとめましょう。