振り返りに適したノート作成のポイント
学習記録をEvernoteで取るには
英語などを学習するとき、ページを増やしたり、順番を入れ替えたりできて管理が楽なルーズリーフのノートを使う人も多いと思います。
Evernoteを使えば、ルーズリーフのようにいつでも追記やページの追加、順序の入れ替えができるのはもちろんのこと、すべてのノートを横断して検索もできる「学習記録」として使えます。ノートの書式やキーワードにひと手間をかければ、試験前の要点の復習も簡単になります。
統一した書式で学習ノートを作る
例えば英語の学習をするとき、学習記録を1つのノートブックにまとめたり、ノートのタイトルを「日付+英語学習ノート」といったキーワードで統一したりすると、学習の振り返りに便利です。
ノート内の構成も統一して、「知らなかった文法」のような統一した見出しを付けておきましょう。ノートの内容は自由でいいのですが、タイトルや見出しが統一されているだけで、あとで見返すときの手間をぐっと減らせます。
統一した見出しで検索し、復習する
学習の効果は、時間を空けて同じ内容を繰り返す「間隔反復」で強まります。統一した見出しでノートを検索し、振り返って学習しましょう。
そのとき、新しい発見があったら自由に追記していくことで、ノートをより充実させることができます。復習で自分の弱点を克服するには、タグをうまく使うことも効果的です。タグの使い方については「勉強の弱点克服にEvernoteのタグを役立てる方法」で詳しく解説します。
【もっとEvernoteを使いこなすには】
できるネットのEvernote解説記事まとめ
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HINTあとから書き込んだり、修正したりしてもいい
いくらでもノートを編集できるEvernoteの利点を、学習にも最大限に生かしましょう。ノートに新しい発見や情報を追記できますし、誤解していた部分は修正できます。このとき、間違っていた部分を消すことも可能ですが、文字色を薄くしてあえて残しておき、ハイライトで正しい理解を追記することもできます。私は、追記するときにはその部分に日時を入れる、講義の内容に対する個人的な印象を書き込むときには自分のコメントだとわかるように自分の名前を入れるなどの工夫をしています。