学びのためのタグの活用
タグを弱点の克服に役立てるには
「Evernoteで繰り返し使える学習記録を取るコツ」で同じ内容を繰り返し復習する「間隔反復」に触れましたが、何度も復習する中で、いつも間違えてしまったり、忘れてしまったりする内容を発見することがあります。そこを克服できれば、大きな進歩が期待できるでしょう。
Evernoteを使えば、こうした自分にとっての難所を浮き彫りにして、まとめて振り返ることも簡単にできます。ここでは、学習記録のノートを使って学んでいく中で、弱点を克服するためにタグを役立てる方法を紹介します。
間違いやすいポイントをタグでまとめる
学習記録のノートを振り返る中で、間違えて書いていた内容を発見したときは、ノートに注釈を書き込み、「間違いやすい」というタグを付けておきます。また、試験で間違えた単語や問題はノートにまとめて、こちらにも「間違いやすい」タグを付けておきましょう。
このようにすると、「間違いやすい」タグでノートを絞り込むだけで自分の弱点を一覧でき、次に復習するときや、試験前にまとめて振り返るときに役立ちます。
復習しやすいようにタグを付けていく
自分の間違いやすさとは関係なく、特に重要な内容のノートには「要復習」や「要暗記」といったタグを付けたり、「文法」や「公式」などジャンルを表すタグを付けたりすることも有効です。
「間違いやすい文法」や「要復習の公式」などを簡単に抽出でき、ポイントごとの復習が簡単になります。音声ファイルも添付できるので、発音の復習用に「発音」タグを付けたノートにまとめる、といった使い方もできます。
できるネットのEvernote解説記事まとめ