二項分布
BINOM.INV 二項分布の累積確率が基準値以下になる最大値を求める
CRITBINOM 二項分布の累積確率が基準値以下になる最大値を求める
対応バージョン(BINOM.INV関数):
対応バージョン(CRITBINOM関数):
[成功率]で示される確率で事象が起こるとき、[試行回数]のうち累積確率が[基準値]以下になる値(事象の生起回数)を求めます。たとえば、不良品が2%の割合で発生することがわかっているものとし、10個の製品を取り出して検査するとき、不良品の累積確率を3%までに収めるには、不良品はいくつまで許容できるかを求めることができます。この場合、[試行回数]は10、[成功率]は2%、[基準値]は3%です。
入力方法と引数
BINOM.INV
CRITBINOM
試行回数 | 全体の試行回数を指定します。 | |
---|---|---|
成功率 | あらかじめわかっている確率を指定します。試行を1回行ったときに目的の事象が起こる確率です。 | |
基準値 | 累積確率を指定します。この値に対する、事象の生起回数の最大値が求められます。 |
活用のポイント
- CRITBINOM関数は、BINOM.INV関数の互換性関数です。
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