iOS 8では他社製キーボードの利用が可能に

iPhoneで文字を入力するためのキーボードとして、iOS 7までは標準搭載のApple製キーボードしか選択肢がありませんでしたが、iOS 8では他社製のキーボードを自由にインストールして使えるようになりました。そこで注目されているのが、以前から手書き日本語入力ソフトとして人気がある「mazec」（マゼック）です。

手書き日本語入力ソフト「mazec」

iOS 8とmazecを使えば、手書きした文字をそのまま、メールの本文やWeb検索のキーワードとして入力できるようになります。mazecはApp Storeから通常価格900円（2014年9月30日まで特別価格700円）で購入でき、iPadでも利用可能です。ここではiPhoneで、mazecのインストールとキーボードの設定、実際に手書き入力を行うまでの手順を解説します。

mazecのインストールと初期設定をする

1mazecをインストールする

［App Store］アプリを起動して「mazec - 手書き日本語入力ソフト」の購入とインストールを行います。以下のリンクからでもインストール画面を表示できます。
mazec - 手書き日本語入力ソフト

2［mazec］アプリを起動する

インストールが完了したら、ホーム画面の［mazec］をタップします。

3［スタートアップガイド］画面を確認する

［mazec］アプリが起動し、［スタートアップガイド］画面が表示されます。mazecをiPhoneのキーボードとして使えるようにするための設定方法が記載されています。ホームボタンを押して、いったんホーム画面に戻りましょう。

4［設定］アプリを起動する

キーボードの設定を行うため、［設定］アプリを起動して［一般］をタップします。

5［キーボード］画面を表示する

［一般］画面にある［キーボード］をタップします。

6新しいキーボードを追加する

［キーボード］画面にある［キーボード］をタップします。

続けて［新しいキーボードを追加］をタップします。

7［mazec］をキーボードとして追加する

［新しいキーボードを追加］画面にある［他社製キーボード］に、［mazec］が表示されています。［mazec］をタップしましょう。

8mazecの設定画面を表示する

［キーボード］画面に戻ります。追加された［mazec - mazec］をタップします。

9mazecの設定を変更する

［フルアクセスを許可］のスイッチをタップします。

確認画面で［許可］をタップします。これで、mazecをiPhoneのキーボードとして使えるようになりました。

mazecで文字を入力する

10mazecのキーボードを表示する

［メール］アプリを起動して新規メールの作成画面を表示し、本文の入力エリアを選択しておきます。キーボードが表示されたら、地球のアイコンを何度かタップします。地球のアイコンを長押しして［mazec］をタップしてもOKです。

11文字を手書きする

mazecのキーボードが表示されました。入力エリアを指でなぞって、文字を手書きしてみましょう。

12文字を続けて手書きする

手書きすると、すぐに文字として認識されます。手書きした文字が右側のグレーのエリアに入ると、入力エリアが自動的にスクロールします。

13手書きした文字の入力を確定する

単語や文章を手書きしたら、入力エリアの上に表示されている変換候補をタップしましょう。文字の入力が確定されます。

14認識された文字を修正する

手書きした文字が意図通りに認識されなかったときは、手書き文字の下に表示されている文字をタップします。

15修正後の文字を選択する

［認識候補一覧］が表示されるので、意図した文字をタップしましょう。手書きした文字がその文字として認識されます。

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