レッスン49 アニメーションと画面切り替え効果

スライドに動きを付けよう

アニメーションの設定

アニメーションは、「スライドショー」を魅力的にするための演出効果です。アニメーションの設定は、スライド作成の仕上げとも言える作業です。

アニメーションの設定

アニメーションの設定

アニメーションの設定

アニメーションを使うときの考え方

PowerPointにはたくさんのアニメーションが用意されているので、ついつい過剰に設定したくなりますが、アニメーションが主役ではありません。説明に合ったシンプルな動きを選び、脇役に徹するようにしましょう。

画面切り替え効果のコツ

画面の切り替え効果は、スライドショーでスライドを切り替えるときの動きです。1枚ごとに異なる動きを付けるのではなく、スライド全体にシンプルな動きを1種類だけ付けると統一感が出ます。

画面切り替え効果のコツ

項目や図形に設定するアニメーション

見ためを飾るアニメーションのほかに、スライドの文字や図表、グラフを説明に合わせて動かすアニメーションもあります。説明に合わせて絶妙なタイミングで動くアニメーションは、スライドの内容の理解を助ける効果があります。

項目や図形に設定するアニメーション

HINTアニメーションには2種類ある

PowerPointのアニメーションには、スライドショーでスライドが切り替わる「画面切り替え」と、スライドの文字や図表、グラフが動く「アニメーション」の2種類があります。それぞれ別のタブで設定します。

HINT自分で動きを作ることもできる

アニメーションには「開始」「強調」「終了」があり、一覧から選ぶだけで動きを付けられます。ほかにも、イラストや図形などをA地点からB地点まで動かす「軌跡」の効果もあります。この効果を使うと、地図の道順を示す動きや車などの乗り物の動きを自由に作成できます。

自分で動きを作ることもできる

Pointプレゼンテーションを自動的に演出しよう

スライドが完成したら、プレゼンテーションを実行するときの演出効果を設定します。スライドショーを実行したときに、スライドの文字や図表、グラフが動き出すと、聞き手の注目が集まるインパクトのあるプレゼンテーションが行えます。ただし、アニメーションばかりが設定されたスライドは、聞き手を飽きさせるとともに、発表の目的がぼやけてしまう可能性があります。アニメーションは、特に印象に残したいポイントに限定して使うと効果的です。アニメーションを付けるかどうかを迷ったら、付けないという選択も必要です。

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