ワザ13
スマートフォンではコンテンツと広告を1列に配置しよう
左右の視線の動きはほとんどない
ワザ12で解説したZの法則とFの法則は、パソコンや比較的画面の大きなタブレット(10インチサイズなど)では有効ですが、スマートフォンや画面の小さなタブレット(7インチサイズなど)には当てはまりません。視線の動きが少なく、画面のスクロールはもっぱら上下方向になり、左右のスクロールは違和感があるためです。
スマートフォン向けサイトをまだ用意しておらず、パソコン向けサイトをそのまま表示している場合、スマートフォンではサイトの右側にあるコンテンツはほとんど見られません。よって、サイトの右側に広告を配置しても、スマートフォンでのクリック率は著しく低くなります。できるだけ速やかにスマートフォン向けサイトを構築するか、広告はすべてメインコンテンツ側に配置しましょう。
サイトがスマートフォンに対応済みの場合、パソコンでは右サイドバーとして表示する部分が、スマートフォンではメインコンテンツ下部に入るレイアウトが主流になっています。下へ下へと読み進めてもらうことで、すべてのコンテンツと広告が自然と目に入るので、広告のクリック率も高まることが期待できるでしょう。
スマートフォン向けとパソコン向けサイトでの広告の見え方の違い
スマートフォン向けサイトの場合。広告を含む内容がメインコンテンツ側に配置され、下へ下へとスクロールしていけば自然とすべてが目に入る。
パソコン向けサイトの場合。訪問者はメインコンテンツ側だけを拡大して読むため、右サイドなどに配置したコンテンツや広告は目に入らない。
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