ワザ30
「ページビュー」と「広告リクエスト」の違いを理解しよう
CTRやRPMを計算する基準になる
パフォーマンスレポートの[カスタムチャネル]画面と[広告ユニット]画面を表示すると、チャネルでは[ページビュー]となっている列が、広告ユニットでは[広告リクエスト]となっていることに気付きます。この2つの用語はレポートによく登場しますが、混同することも多いため、意味を整理しておきましょう(下の表を参照)。
まず「ページビュー」は、一般にはページが表示された回数を指しますが、Google AdSenseのレポートにおけるページビューは「広告ユニットが配置されているページが表示された回数」を指します。このとき、ページに配置されている広告ユニットの数は関係なく、単純に1ページが1回表示されれば1ページビューとしてカウントされます。たとえば、広告ユニットが3つ掲載されているページが5回表示された場合、ページビューは「5」になります。
一方の「広告リクエスト」は、サイト内の広告ユニットに対して「広告の配信が要求された回数」を指します。広告が表示されなかった場合や、代替広告が表示された場合も、同様にカウントされます。先ほどの例のように、広告ユニットが3つ配置されているページが5回表示された場合、広告リクエストは「15」になります。
ページビューと広告リクエストの数値は、ワザ28で解説したCTRやRPMにおける「広告の表示回数」にあたり、チャネルや広告ユニットごとに計算する基準となっています。併せて理解しておいてください。
広告の表示回数を表す2つの指標
指標 | 意味 |
---|---|
ページビュー | 広告ユニットが配置されているページが表示された回数を表す。ページ内に複数の広告ユニットがあっても、1回のページ表示につき1ページビューとなる。 |
広告リクエスト | 広告ユニットに広告の配信が要求された回数を表す。ページ内に複数の広告ユニットがあるときは、1回のページ表示につき広告ユニットの数分の広告リクエストが発生する。 |
関連ワザ
もっとAdSenseを知りたい人に。すべてのワザの一覧はこちら
AdSenseの利用方法、広告の配置・最適化ノウハウまとめ
AdSenseの利用方法、広告の配置・最適化ノウハウまとめ