バランスの良さと安めの価格設定が魅力です
日本エイサーの「Aspire one(アスパイア・ワン)」シリーズは、ネットブックとしては比較的初期の2008年8月に発売されました。機能のバランスが良くデザインも好評で、59,800円が主流であった当時において54,800円と、比較的安めの価格設定であったことも人気の理由となりました。
ラインアップが豊富な「Eee PC」シリーズに対し、「Aspire one」は1モデルのみの発売。途中でスペックの変更(ハードディスク容量を120GB→160GBに)と値下げ(49,800円に)を行い、現在でも魅力的なマシンとして売れ続けています。
CPUにインテルAtom N270を搭載し、160GBのハードディスクに1GBのメモリ、USB端子×3、30万画素のWebカメラ搭載と、いずれもそつのないスペック。Bluetoothを搭載していませんが、対応周辺機器を持っていなければ使う機能ではなく、必要であれば2-3,000円でUSB端子に接続する外付けBluetoothアダプタが購入できるので、多くのユーザーにとっては大きな問題でないでしょう。
(この記事は2009年1月26日現在の情報に基づいて作成しています)
[ヒント]総合的な「買いやすさ」がAspire oneの魅力
Aspire OneとEee PCシリーズはシェア1位を争うライバル的な存在ですが、それぞれの製品ラインアップには、正反対の特長があります。たくさんのモデルを次々と出してくるEee PCシリーズに対して、Aspire oneは常に1モデルのみで、迷う要素がありません。また、飛び抜けた要素こそないものの手堅いスペックと、比較的安めに抑えられた価格のため、安心して買える商品になっています。