ワザ57
クリック率が低い広告ユニットの配置やスタイル、サイズを見直そう
0.1%を下回っていれば要改善
クリック率は広告の配置や設定による影響が大きいため、サイト運営者の手によって改善できる余地も大きいといえます。パフォーマンスレポートの[広告ユニット]画面で、すべての広告ユニットのクリック率をチェックしてみましょう。
一般に、広告ユニットのクリック率(広告リクエストCTR)は1%あれば高成績だといわれています。もちろんサイトの規模やページビューによって多少の変動はあり、ページビューが多くなるほどクリック率は下がる傾向があります。しかし、クリック率が0.1%を下回っている広告ユニットは、何かしら問題を抱えていると考えるのが自然です。なるべく早い段階で数値が悪い広告ユニットを見つけましょう。スマートフォンではクリック率が高く、パソコンでは低いケースもあるため、プラットフォーム別で見るのも有効です(ワザ35で解説)。
改善策としては、広告ユニットの配置、テキスト広告のスタイル(色)、広告サイズの変更が考えられます。配置はHTMLソースコードで、テキスト広告のスタイルは広告ユニットの編集画面で変更しましょう。一度作成した広告ユニットのサイズは変更できないので、サイズを変更するには新しい広告ユニットを作成し、広告コードを入れ替えます。
クリック率が低い広告ユニットを見つけるには
Tipsリンクユニットのクリック率は低くなる
リンクユニットでは各キーワードのクリックはカウントされず、広告の一覧が表示されたあとのクリックが対象になるため、通常の広告ユニットよりもクリック率はかなり低くなります。
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