ワザ77
ポリシー違反の警告が届いたときの対処法を知っておこう
メールで通知されてから72時間以内に改善する
長い期間、サイト運営を続けていれば、いろいろなトラブルが起こるものです。Google AdSenseの広告を正しく運用しているつもりでも、ちょっとした勘違いや設定ミスで、ポリシー違反の警告を受けることがあります。はじめて警告されたときは驚くと思いますが、指示通りに改善すれば問題ありませんので、落ち着いて対処しましょう。
ポリシー違反の警告は、AdSenseを申し込んだGoogleアカウントにメールで届き、問題のあるサイトとページのURL、違反の内容などが記載されています。一般に、コンテンツポリシー(基本3で解説)または広告の配置に関するポリシー(ワザ11で解説)に関する違反が多いため、原因となるコンテンツやHTMLソースコード、広告ユニットを見つけ出しましょう。そして、メールが届いてから72時間以内に改善を完了します。72時間が経過すると自動的にサイトの審査が行われ、問題なければ「解決済み」として警告は解除されます。
警告以上の措置がとられないようにする
ポリシー違反によるペナルティは、「警告」「広告配信の停止」「アカウントの停止」という3段階で重たい措置がとられます。最近では、まず警告によってサイトの改善を促すことが多いようですが、大量の自己クリックなどの悪質性が高い違反の場合、警告なしに広告配信の停止、またはアカウントの停止が行われることもあるようです。
広告配信が停止された場合は、改善後にサイトの審査を申し込み、承認されることで再度配信を有効にできます。しかし、もしアカウントが停止されると、原則として今後はAdSenseを利用できなくなります。そうなることのないよう、早い段階での改善や、細心の注意を払ったサイト運営を心がけましょう。
ポリシー違反を警告するメールの例
AdSenseのポリシー違反を警告するメール。このメールが届いても、すぐに広告配信が停止されるわけではない。内容を確認して72時間以内に改善すれば、警告は解除される。
ポリシー違反について確認するには
1[ポリシー違反]画面を表示する
2違反内容の詳細を表示する
3違反内容の詳細が表示された
Tips管理画面でもポリシー違反を確認できる
ポリシー違反に関する内容は、ここで紹介した[ポリシー違反]画面でも確認でき、過去のポリシー違反が一覧で表示されます。まだ警告が解除されていない場合は、サイトの改善後に、この画面から再審査を依頼できます。
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