ワザ74
関係者によるクリックはポリシー違反であることを周知しよう
第三者に広告のクリックを依頼する行為も違反
コンテンツポリシー(基本3で解説)や広告の配置に関するポリシー(ワザ11で解説)に加えて、広告の運用が軌道に乗ったあとにこそ注意してほしいのが「不正なクリックの禁止」です。自分のサイトにある広告を自分自身でクリックすることはもちろん、第三者に広告のクリックを依頼する行為もポリシー違反です。悪質なポリシー違反は、警告なしにアカウントの停止措置が下される場合もあります。
企業においては、このポリシーを社内の関係者全員で共有しておくことが重要です。Google AdSenseへの理解のない人なら、サイトの収益化のためによかれと思って広告をクリックすることがあるかもしれません。しかし、同じ社内から不自然なクリックが発生していることに、Googleはすぐに気付きます。それで収益が発生することはないことを、しっかり周知しておきましょう。
Chromeの拡張機能で自己クリックを防止
うっかり間違えて自分のサイトの広告をクリックしてしまうこともあるかもしれませんが、1回2回の自己クリックでも、アカウントの停止につながる可能性は否定できません。そもそも、うっかり広告をクリックしてしまうということは、訪問者にとって適切なレイアウトではなく、広告の配置を見直すべきでしょう。
自己クリックによるトラブルを避けるには、Google Chromeにワザ41、ワザ42で解説したGoogle Publisher Toolbarをインストールしたうえで、自分のサイトの閲覧にはGoogle Chromeを常用するのがいちばんです。広告をクリックしても不正なクリックにはならず、広告のリンク先も簡単に調べられます。
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