1.ScanSnapの設定画面を表示する
2.設定画面の詳細を表示する
3.[アプリケーションの追加と削除]を表示する
4.[追加アプリケーションの設定]を表示する
5.[追加するアプリケーションの選択]を表示する
6.追加するアプリケーションとしてEvernoteを選択する
7.追加するアプリケーションの名前を入力する
8.アプリケーションの設定を終了する
9.ファイル形式を設定する
10.検索可能なPDFの設定をする
[ヒント]ドキュメントスキャナーってなに?
ドキュメントスキャナーとは、何十枚もの書類を効率よくデジタルデータ化することに特化したスキャナーです。多機能プリンターが搭載しているフラットベッド型とは違い、一度に大量の紙をセットし、裏表両面を同時にスキャンできます。このレッスンでは、代表的な製品であるPFUの「ScanSnap」を取り上げます。
[ヒント]書類も名刺もスキャンして Evernoteの中でまとめよう
ドキュメントスキャナーは、一般的な上質紙(コピー用紙)から多少厚めの名刺まで、さまざまな紙をスキャンできます。入手する機会も多く筆者がよくスキャンするのは、チラシ・フライヤーの類です。書かれた情報そのものはWebを探せばたいてい見つけられますが、紙にはコンパクトに情報がまとまっています。それをスキャンしてiPhoneからもすぐに見られるようにすることは、一種の安心感を生みます。また、イベントのチラシと、その場で交換した名刺などをまとめて整理しておくことも可能です。こうした散逸しやすい情報をひとまとめにしておけることは、デジタル化の醍醐味です。これを一度味わうと、スキャンが楽しくなってきます。
[ヒント]スキャンの際には「検索可能なPDF」にすることを忘れずに
ここでは、書類をScanSnapでスキャンしてPDFファイルにして、Evernoteに取り込みます。レッスン21でも解説したように、EvernoteではPDFファイル内にある文字を検索対象にできます。ScanSnapでスキャンしたPDFファイルでこの検索機能を利用するために、スキャンの際に「検索可能なPDF」として保存するよう、あらかじめ設定しておきましょう。この設定を行うことでScanSnapは読み込んだ書類にある文字を抽出し、テキストデータを生成します。このとき、文字抽出の処理のために時間が必要になります。